クリスマスイヴ俺私1人ぼっち、いわゆるクリぼっち寂しい〜


…みたいなことを言うやつが昔から苦手だ。
クリスマスだろうが誕生日だろうが、なんで人と過ごす必要があるのだ(というかそういう人たちは異性を欲しているので、ぼっちというか「女!」「男!」という感じだろう)。どんだけ執着してんだよ。
まぁでも、いや別に欲してませんが?みたいにスカして実は人一倍欲している(バレンタインにも似た光景を見る)人よりよほど素直か。




僕はクリスマス人と過ごすことなんてないすよ。

ぼっちとか、敢えて口にしたこともないし何の感情もない。

数年前までは、円山町に溢れるラブホ難民をせせら笑いに徘徊しに行っていたが、あまりにしょうもないのでそれもやめた。寒いし。





なので、クリスマスだからってノー予定で全然いいのだが、まさかの僕が最も好きなお店(高い店の中では現在二つある好きな店の1つ)が、クリスマスぼっちのみ25000円で歓迎するという企画告知をしていた。

カップルは25万円(税サ別)という謎で粋な?ふれこみ。



なので申し込んだ。



蓋を開けたら僕以外皆さん馴染みというか、この店の15年越し常連も多く、本当の意味でぼっちだった僕だが、全然構わない。





この日のメイン。鴨と牛







生牡蠣

左のピスタチオムースみたいのはなんだったかな



当たったらとドキドキしたが、今元気なのでもう平気だろう







ワインいろいろ

(この日はかなりセーブしてしまった)






ミキュイ

蕗の薹のソースが苦くて美味しくて




横の見知らぬ男性に「ミキュイとコンフィの違いってなんすかね」と聞いたら即答していて感動した。

そういう人と飯を食いたい今後も。映えだけ女子はいらん(美しい人は別)。

馬鹿舌のおじさんおばさんはほんまにノーサンキュー。




パン美味しくて、どこのかスタッフさんに聞いたが多忙のようで忘れられた。仕方なし







豚肉と下の野菜なんだったけか珍しいアレ






白子

すげーたっぷりこれ1人分

オランデーズみたいなソース






トリュフかかりすぎだし水餃子みたいの乗ってるパスタ








平打ち







肉と肉














デザートは1人ひとつと言われて、カンノーロとティラミスとラムレーズンアイスを頼んだら断られた




が、サービスしてくれたありがとう





美味しかった。



ただ




当日の店SNSで「サンタかトナカイのカッコしてきたら無料」と出て、迷いつつその足でドンキに着ぐるみ買いに行き、内心「絶対こんなの翌日ぽいだけど、3千円で店の25000がチャラになるなら」とやむなく購入し、そのかっこで入店したところ、客15人近くの中でそんな人僕以外おらず、1人その格好で食うことになり、そして「そんなんネタに決まってるじゃないですかww」と店主大爆笑一蹴、フツーにお支払いをして帰宅したというクリスマス土産ができた。