バッチリ予約して、安定の22時に入店。
少し時間が空いただけだが(3週間くらい?)、何だか謎に緊張してしまい、入店即もじもじしているところ、ソムリエの方に「なんかいつもと違います笑?」と気付かれた。
新店舗、メニューが多すぎて全然決まらないが、とりあえず一杯。
スプマンテ。
引き続き全然決まらない。
最後の晩餐じゃないんだから、また近々というか通えば良いのだから別にそないに悩み苦しむことないのに我ながら。
とりあえず少しずつ頼むことに。
すごいのきた。
旬のキノコとスカモルツァチーズの茶碗蒸し
スカモルツァとモッツァレラとブラータと、どれも違うが(1人で来ると、分からず食うツレ、僕の解説に「グルメキャラ乙ww」とせせら笑う輩にクサクサした気分にさせられないで済む!)、どれも僕は大好きだ。
薫香が茶碗蒸しに合う。
いい意味で、卵液と混ざり合ってスカモルッツァの姿形は見えづらく、歯応えのある茸が引き立つ。
2品目。
こちら初めて聞く魚だったが、
千葉県産ウオゼのカルパッチョ、焼き茄子とカブのマリネ
ウオゼ٩( ᐛ )و?
分からず調べたら、なんとエボダイのことだった。ブリ、カンパチ的な出世魚ゆえの名称変更ではなく、地域によるようだ。
関西、特に大阪兵庫ではウオゼだそう。
こちらのオーナーシェフが淡路だったか兵庫ご出身らしいので、それゆえなのだろうかと1人推測。
エボダイ(ちびっこい鯛)としては、坊やの頃母親が網焼きにしてくれたのをそのまま齧った記憶しかないが、調べたところによると白身でも脂身が多く身剥がれがよいので煮付けにも合うし、酢漬けにしても良いそう。
まさに。
カルパッチョって、刺身のように薄くスライスしたものが各種葉っぱとともにペターっと皿に盛られている印象だが、こちらは違った。
そのまま、焼魚や煮付けのようにある程度卸したそのままの状態でマリネにされていた。
なので、ナイフとフォークで、とろけた焼き茄子自体がソースのようで、それと絡めていただく。
白ワイン。
次何頼むか決めてないけど、何か合うものをという雑なリクエストも笑って受け止めてくれるのが嬉しくて
3品目、フリットとかなり迷って、こちらに
淡路島牛太郎さんの純血但馬牛タルタル、西洋山葵とパルメジャーノ
名前負けの逆ってなんだろう。名前勝ち?
って、名前に違和感、ファニーさを感じたのは僕だけだと思うが、"牛太郎さんってなんだよww"と最初笑ってしまった。
多分、今はなき(多分)牛丼太郎と、そのロゴ(金太郎みたいな坊やの)が想起されたからだろう。我ながらしょーもない。
その話はしなかったが、牛肉タルタルと聞いて、「食べて大丈夫なやつ?」と問うたのに対し、すかさず「それ、焼肉エビスのやつじゃないですか笑。大丈夫です、ちゃんと…」と解説してくれた機転の効く感じも大好きだ。
それが嬉しくて、どう大丈夫なのか全然聞いてなかった。
食品衛生法上?許可を得ているのか、そもそも少し炙っているから適用外なのか、ただいずれにせよ僕は信頼しているので構わない。だからこそテキトーに流してしまった。こんなに心配症潔癖症の僕が生肉?に舌鼓打つってなかなか。
4品目はしっかりめ。
食べたかったスンドゥブ!!
期待を超えてきた。
他の客も軒並みオーダーしていたが、旨味がすごいのはアサリなどの魚介出汁なのか。
(キムチ鍋チゲ鍋とスンドゥブの違いもね、そこの君)何より、しっかり辛い!素晴らしい!辛いの無理なのにキムチ鍋好きを自称する奴らを寄せ付けないくらいにはしっかりした辛さ!最高!
普段米食べない僕だが、しっかりいただきます。
この中に、これでもかと具が。
よく見たら牡蠣が!そのエキスも出てるのか
大満足のディナーでした。ありがとうありがとうありがとう。
見送り時、言われた他愛ない一言(服や髪や容姿を誉められたとかでもない)に舞い上がり、またしても「浮かれてます?笑」と見抜かれた。
そりゃあ、浮かれるさ。
また近々伺います。もちろん1人で。






