フォントもかわいい。
文体もかわいい。
店主(男性)が考えたのだろうなと、電話と入店時の感じですぐわかった。
穏やかそうで少ししゃがれた声のお電話対応だったので、てっきりおじいさんかと思ったら、かなりお若いマスターだった。
小柄でおとなしそうで、でも音楽が好き、スパイスが好き、コーヒーが好き、面白いことを考えるのが好きなのだろうなと感じた。
那覇の「たそかれ珈琲」のマスターを思い出した。あそこも、只事じゃなくすごい店だったな。
かぼちゃプリンとコーヒーにしようと思ったものの、店内にものっそい香るカレーの香り、そして絶対ジューシーでプルップルなのだろう卵サンドが気になって。
迷ったものの、僕、辛くないカレー、子どもでも食べられるカレーが苦手なので、卵サンドにした。
わくわく。
ぷるんぷるん言わせながら卵サンドがやって来た。
ほんっとに火傷しそうに熱い。
でかい。分厚い。そしてたっっぷり出汁を吸っている。
写真からわかりづらいが、ものっそい分厚い。
添えられたポテサラと玉ねぎアチャールもいい。
スパイスカレーが美味いことを感じさせる。
頼んでよかった( ◠‿◠ )
甘いものが並々ならず好きなので、うっかりすると甘いものオンリーで済ませたくなるが、やはりちゃんとしたご飯を食べて常に心身美しく整えたい。部屋の汚さと食生活の偏りは顔に肌に出ると他人を見ていても常々思う。
ながら食べをせず、集中して、じゅわっと出汁を噛み締める。
めちゃくちゃ美味しかったが、やはり卵サンドは甘い方が好きかもしれない。
卵サンド、とカテゴライズされるものもいろいろで、マヨネーズと刻んだゆで卵を混ぜた卵サラダ、オムレツ、スクランブルエッグ、ゆで卵スライス、薄焼き卵、そしてこれみたいな出汁巻タイプとあるが、出汁巻は米という感じがしてパンとの相性そんなによいかなぁと思ってしまう。
でも、添加物な白だしを当たり前に使わず鶏出汁を使っているところ、素晴らしい。
さて、かぼちゃプリンとスズメブレンド
めっちゃ光ってる!つやっつや!
先日のカフェフォレストはゼリーぽいプリンプリンぷるんぷるんタイプだったが(店主が最近そのように記していた。僕のブログを見て、うちはこういうスタンスですよ、と伝えたかったのかな、さすがにこんなブログ見ないか)、こちらはテリーヌぽいねっとり系
好みのタイプはこちら。
でも、もっともっとシナモンとかぼちゃの甘さが欲しかった。
やはりサンクチュアリはすごい。
コーヒーが美味しい。
オールドアメリカンな曲が流れる。店主のセンスだろう。
客層も国分寺ゆえか、普段接しない感じで。
僕の横は、弦楽器の習い事の妙齢女性2人。
狭い店内、声がうるさいなぁと思ってしまった。
これが若い女の子なら、むしろ耳を傾けたかもしれない。差別はやむなし。
ようやくおばさん2人が帰ったあと、またまた弦楽器を抱えた、弦楽器をやりそうにとても思えない八百屋っぽいおじさんが大きい声で入ってきた。
「おおっ、マスター、かっこいいTシャツ着てるね!」
確かにマスター、ロックな粋なTシャツ。
物静かなマスター、小さくありがとうございますと告げていた。
卵サンドを希望したおじさんに、もうこちらしかないと別のものを伝えるマスター。
もう一つのサンド、燻製チキンのホットサンドだった。
サーブされた時、おじさんをチラ見した。
ものすごい湯気湯気な、そしてプラスされたガリッガリホットサンドが出てきた。
ざくぅぅっっ。
超ASMRな音がした。
おじさん、おじさんなのに、美味しそうに食べるじゃないか。手づかみで(正しい)、伸びるチーズを口で絡めとりながら、ハフハフさせている。
急に大人しくなった。無言で食べている(正しい)。美味いのだろう。
そっちにすればよかったかな、と思いつつ、いやでもチキンって当たり外れあるし、燻製、スモーク苦手だしなと思い、まぁまた来た時に考えればよいか、と落ち着いた。
ハロウィン🎃
スズメ
暗くなった後の店内もいいね
なお、最後までスズメノツノが何かわからなかった。
スズメにツノなんてないよな。
つのっつの( ◠‿◠ )かわいいよつの( ◠‿◠ )