趣味は盗聴盗撮誘拐虐待ストーカーです( ◠‿◠ )


ふた昔前の僕がよく自己紹介で使用して、笑いを誘っていたキャッチコピーである。今なら完全コンプライアンス抵触だろう。

一つずつ解説すると、まぁしょうもないというか、盗聴盗撮はお気に入りの人がカラオケで歌うのを録音するとか、誘拐は小学生の頃、可愛い後輩を抱っこしてたとか、虐待はコンビニのマスコットをポカポカ殴ってはヨシヨシしてたとか(これが1番やばい)、そんな聞くに値しないものばかりなのだが、ストーカーもよくする。


尊敬する某紹介制の名店のオーナーシェフがSNSに載せていて、あまりにも美味しそうだったこちら、帰阪の新幹線で見た僕は、後を追うように、そのまま店に電話し、予約した。






「銭湯みたい!」


友人の言葉がまさにな、何ともそそる暖簾。








お通しがしらすなんて、テンション上がるね。

おろしがあったら、さらに嬉しかった。





鍋に行く前に頼みすぎたら腹がパンパンになる!

そう思ったものの、いかんせん全て美味しそう、全て頼みたい。





というわけで、いける限りオーダー。





これは唯一無二。

アボカドコールスロー。

斬新!まだヨソで見たことないが、アボカドだけでなく蟹味噌を入れるなんて、センスが素晴らしい!確かにアボカドマヨだと、味の想像ができるしフツーだ。

蟹味噌で和えてある。ガリガリのオニオンフライがまたいいアクセント。




そして、某オーナーが「抱き枕みたいな唐揚げ」と表現していた名物、まんまる唐揚げ。





はっ( ◠‿◠ )








ほんっっつとにまんまる!かあいかね( ◠‿◠ )




最初、6個にしようと友人が言い、1つがかなり大きいと店員さんにアドバイスされた。

確かに大きい。

かぶついた瞬間、ASMRな音が響いた。

僕の大好きなガリガリ系、それでいて、もも肉を複数くっつけてヨイショと丸めているのか、とっても肉汁がジュワッと溢れるのだ。

普段マヨネーズドバドバ派だが、これはレモンで十分。








からの胡麻カンパチ。



知らない人のために言っておくと、胡麻鯖は福岡名物で、鯖の刺身に特製ダレを漬け込んだもの。

そもそも鯖の刺身は、玄界灘近くの漁港、新鮮なままでしかいただけないので(アニサキスの問題)、東京など他県で出されるのは基本的に胡麻カンパチだ。


それでも十分美味しい。

胡麻ダレより甘辛醤油ダレといった感じだったが、充分うまし。







これも名物ポテサラ。

具沢山すぎる。

某オーナー曰く「デンプンが固まってない。美味い。」とのこと。






ようやっと水炊き。

この色よ!



水炊きはほぼ水な出汁のみ、のイメージだと驚く。




コラーゲン出過ぎ。

濃ゆいの最高。

でも、シンプルに鶏ガラのみなので、味付けは卓上の塩と唐辛子で。





鶏肉も皮の脂身まで美味しい、パサつきなく、ぷりっぷり。

よくある俵型ではないため、鍋に沈んで写真に写っていないがこんな感じ。







つくねもその場で作ってくれる。

手作り。







最後に野菜という、ベジファーストに反するスタンスらしい。

キャベツやえのきもこのとろとろスープに絡んで美味かった〜。




なので、とろとろスープを味わうべく




しっかり締めも。




普段は細麺より俄然太麺派だが、とろとろのスープにくたっとした細麺がよく合う。




うめぇわ。



下戸な友人に合わせて僕もほぼノンアルですみません。申し訳なく思ってか、友人、サワーからの深蒸し緑茶からのペプシを飲んでいた。よくそんなにガブガブ飲めるな。



場所柄とガッツリ鍋というチョイスで女の子は難しく、かつ鍋は1人が難しいので相手を選ぶが必ずまたすぐ再訪したい。

僕個人としては坊やの頃より慣れ親しんだ場所であるし、何よりむしろヘルシーでよろしー外メシだ。店主さんも、寡黙そうであまりベラベラ話せなかったものの、なんだかシュークリームみたいな美味しそうな愛らしいお顔だった。




なお、僕がストーカーにつき自白したところ、某オーナーシェフから「わは!」と返信いただいた。僕、そんなつもりはなかったんです、あまりにも美味しそうで、つい…。