1人場違いな中、貴重すぎる談話の後、食事会。
尊敬してやまないあのオーナーの逸品が次々と振る舞われた。
カツオのカルパッチョ。
周りの方、かなり辛い辛い言っていたが、そうかね。とてもアジアテイストな辛さで美味しくて。
前菜にアジアテイストを入れるの、以前のこの方の料理にもあったな。
ソーセージ?みたいに言われて出されて、ソーセージが大の苦手な僕、恐る恐る一口。
む、美味い!
全然ソーセージじゃない(緊張して聞き違え?)。ソーセージ特有の生臭さ(僕にとって)はなく、コンビーフのようにほろほろと柔らかく崩れる。添えられたのはブルーベリーの類だろうか、肉と甘いベリーってなんて相性がいいのだろう。
豚足とアスパラ(これも聞き違えかもしれない)
豚足も苦手なはずが、嫌な臭みなんてなく、こりっこりで細めのアスパラとよく合う。
そしてそしての大目玉。
この方と言えばの、滋賀のサカエヤさんのお肉を使ったカツレツ。
全部食べたかった!
なんだろう、ものっすごくしっっっっとりしているのだ。ジューシーというかしっっっとり!カツレツなのにパサつきなんかまるでなくて。
聞けば、揚げずに衣をつけてサラッと焼いているのだそう。だからこのしっっっとりなのか。
岩塩はマルドンかな、どこのだろう。
もう岩塩だけで美味い。
こちらもこの方と言えばの煮干しバター。
浅草開花桜の麺にこれでもかと煮干粉末。
尊敬してやまないオーナー、以前の僕の大失態をバッチリ覚えていてくれて、そしてめちゃくちゃにいじり倒してくれた。ありがとう嬉しい。
参加者ほぼ全員、あの著名人目当てではあったのだろうけれど、ミーハー下品な方は皆無、皆、目の前の飯に舌鼓、飯の話に花を咲かせるこれ以上ない至福の会だった。
この週はもう2件、極度の緊張を伴うイベントがあったからか、週末は柄でもなく身体が火照り、怠く、あまつさえ心臓がバクバクとし、あぁもう極度の至福はこうも寿命を縮めるのだなと悟った。
しかしその後復活( ◠‿◠ )なお、冒頭の通り、万人が緊張するようなゴミみたいな場面で寿命なんざ縮めたかないので、引き続き心臓も肝臓も胃袋も温存する次第。