絶対すごいと踏んでいたけど、超えてきたシリーズ。


パン飲みできる店は増えてきたが、パンに信頼のおける店は必ずしも多くない。



そんな中、高円寺しげくに55の御子息が恵比寿に店を出したと知り、そしてこちらのシェフにsioで経験を重ねたという方など錚々たるメンツが結集したと知り、早く行きたくてうずうずしていた。






苺のクロスティーニから。




たまげた。

パンがまず美味しい。

いろいろのせてなお、ガリッと香ばしさが香る。

マスカルポーネと木綿豆腐を合わせるのも素晴らしい。コクがありつつ品がいい。





マッシュルームとルッコラとブッラータのサラダ。




ブッラータは下に埋まっている。

ブッラータが美味いのでシンプルに。

マッシュルームをシェフが丁寧に一つ一つコシコシコシと磨いて汚れを取っているのを僕は見逃さなかった。そういうところでシェフの気概、真価が問われる。





パンの美味さは想像以上に。



友人はそこまでパン好きかわからなかったが、もう僕が食べたくてどんどん追加した。







真鯛のパイ包み。

この手前のフェットチーネ状のは美しい人参。




日が経って失念してしまったが、パイ包みの中の緑のは何だったかな。友人にドヤって僕「ちゃんとわかって食べてね」と釘刺しした気がする。




思い出した。

あおさだ!

磯のものと磯のものを合わせるのは素晴らしいなと思ったのだ、そうそう。






しかしこのゴーダと栗のパンが美味しかったこと





美味い店では絶対集中したい僕、相手がパイセンとかであれば「しょうもない話はあと!飯に集中!対峙!」と強調するのだが、女の子だと申し訳なくてそうもいかない。というか、他でもない僕が捲し立てた。


けど、カウンター越しベラベラ下世話な悪口を重ねた僕にも、しっかり店員さんは優しく温かかった。絶対またすぐこよう。ありがとうありがとう