引き続き、昼はパンとスタバのみがデフォの僕にとっては珍しい昼飯。


変なものを食べるくらいなら食べたくない、身体に悪くて、ただただ眠くなるボリューミーランチは大嫌いな僕。
そのまま帰宅して翌日明け方まで寝ていいなら別だが、眠気を携えて仕事するなんて地獄!まして夜飯を空腹で美味しく食べる楽しみを、しょーもない昼飯に奪われたくない。



なので基本昼はライトマンなのだが、全力味わう時は全力美味しくとびきり身体にいいものを、最高のロケーションで。





たかだか4階、海抜も低い虎ノ門でこの眺望が拝めるのは、ひとえにこの界隈にランドマークな高層ビルが乱立しているから。もちろん東京タワーありきで。




池尻大橋の名店中の名店、リアンがとんでもないことをしてくれたと、噂には聞いていた。




あのクオリティそのままに、ランチビュッフェを1500円でやると。







本当にすごかった。









ビュッフェといっても、一回盛り切りなのだが、それでも前菜8皿の内容がすごい。全て酸っぱいマリネやありがちシワシワ野菜!なんてことはなく、スパイスも効いていて、単品で出しても美味しいものばかり。




何よりこれだけの野菜を食せるなんて。

それも(ここはビュッフェに群がる民に強調したい)野菜を目の前で切っていた。人参が足りなくなったら目の前で千切りを拵えていた。感動。

普通、袋に入ったアレだよ?なのに、すげーよ!







鰤がとにかく美味しい。

ビュッフェで出す鮮度じゃない。

美味しくて10切れくらい乗せた。




他にも、長ネギもとろりとして焼き色がこんがりつくくらいグリルされていたり、ブロッコリーとフジッリ(かな?)の和え物も茹で加減良く。


唯一残念だったのは、リアンの売りである手作りパンではなさそうだったこと。

以前ディナーでプリペドリアンに行った際は、料理に合わせてサーブされる手作りパンの美味さに感動した。


上記パンは明らかに業務用のそれだった。

この赤字覚悟なのか安すぎるランチではやむを得ないのだろう。




しかし、ランチはこれだけではないのだ。





仔羊トマト煮込みや鶏肉コンフィや豚、魚介バターソテーやらから好きなメインが選べる。



そしてオーダー後に調理してくれる。

僕はハンバーグ。

肉汁がすごい。肉肉しくて美味しい!







1番美味しかったのがカレー。

挽肉や豆やとろけた玉ねぎがこれでもかと入っていたが、専門店顔負けのスパイス使い。おそらくだが生姜も入っているのか、くどさもなく、かといってよくあるトマト煮込みチックなそれでもない(僕酸っぱいの苦手)。



本当はカレーも皿に乗せ切らないといけないのだが、優しいスタッフさんが出来立てカレーを別盛りで持ってきてくれた(しかもかなり大盛り)。





10品目近い野菜、肉、魚、豆という動植物たんぱく質が、こんなに美味しく見目麗しく、最高のロケーションと清潔感ある大理石のテーブルと空間、心地よい接客の中いただけ、こんなランチなら毎日でもいいなと思った。


スタッフさんたちとの会話も楽しく。
またすぐ来ます。ありがとうありがとう。