おそらく両国は降り立ったのも初。


この界隈、浅草、錦糸町、蔵前辺りはもう目をつむっていてもそこから家路に辿り着けるほどに行きまくっているが、両国は…坊やの頃に江戸東京博物館に行った以来かと。


江戸東京博物館、懐かしくて行こうか迷ったが、休館中とのこと。何だろう。リニューアル?おしまい?ヴィーナスフォートみたく謎コンセプトのテーマパークに変わってしまうの?
ヴィーナスフォート、ダンスタイムになるとダンサーたちが客を巻き込み踊り出すスタイルとか、地方旅館の女将の出し物じゃないんだからさ。僕らの青春の思い出、返してくれよ。





てなわけで、大事な予定の前は、カフェとスイーツで程よく満たすことに。


蔵前の目当ての店が早仕舞い(5時)ゆえ、やむなく両国まで歩いたものの、駅前はスタバもなく、レトロというか年季の入りすぎた喫茶店しか見当たらない。


慌ててGoogleマップさんを開いた。


やはり、僕の審飯眼に狂いはない。


しかし、読めない。
(というかGoogleマップにはそもそも店名が違って表記されていた)


而今


読めないまま入店。


とっても清潔そうな店内で安心。

手洗もとっても清潔で、とても好感度高( ◠‿◠ )




おとなしめワイルドな男性と南野陽子系女性(どっかのパイセンの好きそうな)、いずれも愛想よく。






短時間ステイだったので簡易な席を自ら選んだ。

バスクチーズケーキとオーツミルクラテ。







この後の予定(飯ではないが、大事な予定前にあまり食べたくないタイプなので)を考え、軽めにしたくて「バスクチーズ、おっきいですか?」と女性に問うたところ

「小ぶりです。うちのはいいチーズを使っているので。」とのこと。







バスクチーズケーキも、キャロケ同様、最近ティラミス以上にどこにでもありすぎてどこのもどんぐり背比べ感があるが、確かに品がいい。








しっかりこんがり、甘さ、かなり控えめ。

ほぉらとろーりだよ〜とばかりにバスチーにフォークを入れるインスタグラマーの撮影を許さないとばかりに(そんなこと思ってないだろうが)、固さしっかり系。

僕的にはもっと甘くてもよかったが、美味しい。



オーツミルクラテは、こちらのコーヒーの独特の濃さが全面に出てしまい(好みの問題かと)、オーツミルクの焦がし麦感香ばしさが消えてしまっていた。

オーツミルクラテ、カヤバコーヒーとディムライトのそれがずば抜ける美味しさだったな。



ちなみに読み方、今調べた。


ニコン、だそう。



にこん٩( ᐛ )و?



とある飲食店でその名を冠するところが解説していた↓

ニコンとは



今その時を生きる、今というその瞬間に成すべきことを為す。



曹洞宗道元和尚の言葉だそう。

※ちなみに上記店主、「若干〇〇歳」と書いているが「弱冠」ですよ、と教えてあげたい。



いい言葉じゃないか。

刹那的とか、「今日から明日は昨日の未来 一生全力モラトリアム!」(おそ松さん第一期主題歌「はなまるぴっぴはよいこだけ」より引用)とかをモットーに生きる僕にピッタリ!



多分こちらの店主はそんな意味で命名してはいないのだろうけど。




ごちそうさま。

いつか両国また来ることがあれば。



ニコン