24日、昼過ぎに起きた僕は、最寄りの駅で自発的に引き裂かれ、分裂しそうだった。
足立区と横浜山手、場所が違いすぎて二つはとても無理なので、泣きの涙でこちらへ
山手に来たら必ずの、ブラフベーカリー。
15時半だが、まだパンが残っていた。
1番欲しかったベーグルとクロワッサンは売り切れだが、まぁ仕方ない。
カスタードマラサダと、トラディショナルフユテ、メープルミルクフランスを購入
そういえば、僕が昨年からどハマりした某天才的パン屋さんの作り手さんが、こちらを酷評していた
普段周りの友人知人を馬鹿舌と揶揄する僕だが、信頼できる作り手の評価は一考に値する
だからって「そうか、不味いならもう来ない」とはならないが、生地のきめ細やかさ、素材の香りの立ち具合等、トータルしてもやはり遥かにあちらの店が上かと思う
さて。
こっからの僕は超超忙しかった
時は15時45分、まぁまぁなかなか点在している山手洋館群、閉館時間は17時
どっから回る?なんて迷う暇もなく
とりあえず1番離れたこちらから
外交官の家は、ベトナム
各洋館、どこかの国のクリスマスを再現というコンセプト
アオザイが飾られ、いかにもベトナム
フォーにぴったりなお椀とお箸
アジアンスパにありそうな
天蓋カーテンのベッド
急いで隣りの建物へ
スウェーデン🇸🇪
家具や食器は、やはり北欧
テーブルの上にはお菓子がたくさん
北欧のおやつタイム、フィーカをイメージしているのだな
何してるの
急いでいても、全ての説明はその場でちゃんと読んだ。
帰ってから読むのと、読んでから現物を見るのとでは吸収が全然違うから。
ツリーにもたくさんいたよ
こんなおうちに住みたい
次が遠い
急勾配の山手の丘を上り下りし、もう吐血しそうに息が上がって、
楽しみにしていたオーストリア🇦🇹
オーストリアでは、サンタは出てこないという話
意外にもシンプル
と思ったら、なんかスパイ映画か何かに出てきそう(触れたら死ぬ鉄線みたいな)
酷い例えをしてしまったが、子供にとっての望むクリスマスをイメージしたそう
赤緑の装飾より、プレゼントだよね!という
ちょっと地味なウィーンの森
隣りのエリスマン邸
イタリアは真っ赤でクリスマスぽい
ちなみに、どこがどうとかって書いているが、実際の国がそうとは限らない。
あくまで、各洋館の装飾を手掛けたデザイナーさんの好みやセンスによるもので
暗くなってきた!
というか残り15分…無理かな…
1番凝っていたのはこちら
ペルー🇵🇪
アンデス、コンドルは飛んでいく、が脳内流れてきそうな民族感
ごちゃっとはしてるけど、かわいい
キッチンもここが1番
てか1番頑張っていたペルーが
ペルー以外、毎年国やコンセプトは変わるが、なんか地味になっている気がした。
気が向いた方は、僕のブログ「ただの街歩き」カテゴリーから、過去の世界のクリスマスを見てほしい。
イギリス
シック
寝室もシック
住むにはいいかもしれない
やばい、あと5分…ラストは
優勝はフランスです🇫🇷!
このプレートが本当に美しくて
欲しいな
クリスマスプレート写真が並べられ、皆、お腹すいたすいた口々にこぼしていた
ちなみにこのイベントの不思議なところ、びっくりなほど客の年齢層が高い
同じクリスマスイブ、赤煉瓦倉庫は3時間待ち、若者でごった返すのに、こちらはシニアばかり、のんびりと鑑賞している
そこも好きで毎年訪れている
しかし、クリスマスなのに、とか、クリぼっちとか騒ぐのは最近流行らないのか、そんな自虐をSNSに晒すのはオッサンオバサンばかりな気がする。
交際相手とでも家族でも友人でも、僕のやうに1人でも、好きに過ごせばいいのだ。
フランスを堪能し、17時になった。
駆け足だったが、たっぷり吸収した
来てよかった
あ、墓地と富士山
最後はブリキのおもちゃ博物館と一年中クリスマスの店をチラッと
先月話し込んだばかりだが、おじさん僕のこと覚えてなさそう
しょぼんを紛らわすため、港の見える丘公園でマラサダにかぶりついた。
美味い。ベイブリッジが綺麗。
メリークリスマスでした。
寒すぎてみなとみらいも見ず直帰して家で鍋しましたとさ。