やっぱりマラーストラナ側と旧市街側、川挟んで2つあるのかなぁ(地図にはふたつあった)。
腹ごなしに旧市街散策
首都の中心だけあり、ブランド店も並んでいたりとそれなり発展している
ここからは、行きたかったヨゼフォフ
ヨゼフォフとは、ユダヤ人街のこと
ゴーレム伝説で有名なシナゴーク。
ここの屋根裏にゴーレムが眠っている(という伝説)
もっと独特の空気感が漂っているかと思ったが、意外に普通の観光スポットだった。
ゴーレムについてはもっと調べたいが、ユダヤ伝承の深い歴史的意味を持つ伝説のお人形。
ヴルタヴァ川の土で作られたと言われている。
命に忠実で、主人のお願いでしか動かず、目的遂行のために暴走するそう
かわいくて、なんだか切ないね
川の近くまで来た
ルドルフィヌム
「ドヴォルザーク」も指揮をした、チェコフィルハーモニーの本拠地だそう
これ、ウクライナ国旗だよね
旧市街広場
フスの火刑で有名なヤンフス像がある
ここで1621年、反ハプスブルク派チェコ貴族27人が処刑され、1918年には独立国家を目指すデモがあった
穏やかに当たり前に「我が祖国」と感じられないストーリーがあったからこそ生まれた強い自国愛、それがいろんな作品に反映されていることを改めて痛感した
しかし良い天気すぎる
暑い
ハヴェル市場
生鮮食品やらおもちゃやらいろいろ売っている
特段欲しいものはなく、通過
それより暑い
てなわけで予定外行動
アンジェラートへ
予定外といっても、もちろんバッチリ予習済みの有名ジェラート屋
ただ、別にカフェたくさん行くしジェラートはいいかな、と思っていたが暑すぎて欲したのだ。
何より予想外は、この超コッテリ好きの僕が、このチョイス
レモンシトラス
よほど暑かったのだろう
その兆候はこの後も続く
カフェルーブルへ
カフカ、アルベルトアインシュタインもこよなく愛したアールデコが美しいこちらのカフェ
ほぼ貸し切り
さっきのモーツァルトより落ち着いているね
皆さんデザートやらご飯を楽しんでいたが、、、すまん
暑すぎてペリエが限界
炭酸がしみるぅぅぅ生き返るーーー
日本のカフェなら読書をするが、こんなところで日本語の本を読むのも萎えるし英語は読めないので、ただひたすらにぼーっとする
1時間以上へばって、いや、のんびり過ごした
回復したので、残りの目的地へ
ナーロドニー通り(あのナロードニキのことかな)を挟んで目の前が国民劇場
その目の前にある、おそらくプラハで1番歴史的意味合いの強いカフェ
カヴァールナスラヴィア
店内は縦に長く広い
こちらもカフカが愛したカフェだが、それよりもチェコの民族的に思い入れが強いはず
プラハの春の市民革命の本拠地でもあり、ビロード革命を成功させた元大統領ハベルが通っていたそう
向こうでピアノの生演奏が
有名な「アブサンを飲む男」が飾られているのだが、暑さのせいか完全に忘れて過ごした
アイスアメリカーノ
暑いを連呼し、チェコじゃなくても飲めるものばかり飲んでいるが、全然後悔はない
この旅の目的は見聞を深めることにあるのと、グルメでそこまで惹かれるものがなかったので、無理する必要なんてないのだ
誰だっけ?
ナジーム…
調べればいいのだろうが、今の時点で記憶にないものは、キリがないので調べない。
しかし最高
窓の外
さて、と
先ほどのカフェルーブル
ようやく暗くなってきた
と、ショウウインドウに目がいった。
超好み!
3年間鞄を探し求めて、ほぼ毎日伊勢丹や銀座シックスを徘徊していたが、全然好みのものが見つからなかったが、まさかの異国の地でググっときた。
万人受けしなそうなところが、またいい
メイドインスペインだったが、全然いい。
海外土産をくれる人でありがちなのが、わからず空港で慌てて購入したのか、その国のものではない(何ならカルディとかでも普通に売ってる)チョコレート等をくれる人。たまにいる。対して僕は分かって、かつ自分への土産に買っているので何ら問題ない。
夜になるとどこの国もズンチャカズンチャカしているね
反応する僕は、やはり本当にこういう音楽が好きなんだろうクラシックは真面目環境へのアレルギーで超嫌いになってしまったけど、この旅で少し克服したいな
入ってもよかったが、海外旅ではハメを外さないのが、暗黙の僕ルール
ちょうどパラディウムを通るので、寄ってみた。
パラディウムとは、プラハ最大のショッピングモール
ヒルズほどハイブランド感はないが、イオンみたいな…ではなさそう
内装が外観みたいだな、これ↓
広い
ぜんっぜん服を買わなくなってしまったが、海外で買うのもいいかもな、と思った。
本日最後の目的地
カフェインペリアル
五つ星ホテルインペリアルの中にある、アールデコ建築の美しい内装が有名なのだ
ちなみにアールデコとアール・ヌーヴォー、名前だけ知ってる〜ではなく違い、分かるだろうか。様式や、そもそも時代の違い。
アールヌーボーは、世紀末建築、青春建築とも言われる第一次世界大戦前のもの。
これまでのロマネスク(ロマネ、、から分かる通り、古き良きローマをモチーフ)やバロック、ゴシックなど、回帰主義(昔は良かったよね、ねっ!みたいな)は古臭いよ、そういうんじゃなくてもっと斬新にオシャレにいこうよ!みたいな価値観から生まれている。
この後ウィーンで、びっくりなほどアールヌーボー(は、フランス語なので、オーストリアではユーゲントシュティール)ガチガチの建築をたくさん紹介するのでお楽しみに。
一方でこちらのカフェのようなアールデコは、第一次世界大戦後の世相において流行った
アールヌーボーは装飾凝りすぎて大量生産に向かない、ってことでポイされ、代わりにシンプル合理的幾何学模様、工場大量生産(僕の嫌いな業務用パンみたいな)に向くアールデコが好まれたのだ
そんなこんなで、インペリアル、予約で満席で入れなかった
昨今日本のホテルにはおよそいない、素晴らしい接客の紳士だった。無念
東洋人やムーア人のあしらわれた華やかなセラミックタイル、見たかったな。必ずやリベンジ
少し見えるだろうか、セラミックタイルの美しい柱が
大人しくホテルに帰ろう
確か20時くらい
何の建物だろう
ホテルまでは徒歩だと1時間以上。
海外では超慎重マンの僕、初1人海外公共交通機関
そもそもチェコ語なので駅の名前が読めないが、何とか切符買えたぞぅ
ね、読めないでしょ
車内アナウンスもチェコ語ゆえ、意識してないと確実乗り過ごす
無事到着ー
駅の真上でラッキー
そういえば夕飯を食べていなかったので(敢えて)、おやつを買いに直結のスーパーへ
広い、楽しい
ヨーロッパって、アルプロ多いね
オーツミルク流行ってるのかな
ホテルのラウンジ
僕の寝る前おやつ
スタバのキャラメルマキアートとホワイトチョコレートと、水
ホテルではなるべく普段通りのルーティンを、が僕のポリシー
快適ホテルでした