街の中心、チェスキークルムロフ城
13世紀に建築された後は、例によってルネサンスやバロックやさまざまな建築に改築されている
ツアーではこの城を回るそうだが、僕はこれまた例によって全離脱ゆえ
この尋常でなく強い陽射しの中、あんな高い塔に登るなんて信じられない
エレベーターなんてなさそうだし、絶対徒歩でしょうに
この街では目当てが3つほどあるので、そちらを目指しつつ散策
一つ目の目的地↓を確認して、
戻ってきた。
そう、チェコ伝統のクッキーとジャム専門店、
「チェスキーペルニーク」
ジンジャークッキーに目がない僕なので、どうしても来たかった
手作りクッキーたくさん
かわいいー
野菜とかフルーツの形と色のクッキーもある
美味しいらしくて欲しかったいちごジャム
瓶がかわいすぎる
野菜かわいいよ野菜
いちごジャム2瓶と、ジンジャークッキー3袋購入した
帰国して口にしたジャムは、優しい自然な甘さで(少しレモンも効いて)まぁ美味しかったが、その日すぐ食べたクッキーは残念ながらシワシワにシケって味も薄かった。
萌さんにと思っていたが、ジャムだけプレゼントすることとし、残りはポイした(クッキーさん、ごめんね)
さぁ、かわいいの続き
人は多いものの、ご覧の通り日本人観光客はゼロで最高
逆都市計画法の建築制限?と思うほど、色も窓枠の形も全部違う!
ないなぁと思っていたら見つけた!
MLSクレープリーというクレープ専門店!
チェコ名物トゥルデルニークも売っていたが、僕はクレープ一択
窓際嬉しいな
美しすぎる女性スタッフ2人がオーダーを取り、そして作ってくれた
作るところ、写真撮ってもいいですか?
とお願いしたら、苦笑しつつ、どうぞと言ってくれた
ありがとう( ◠‿◠ )わくわく
しかしね
店もメニューも自分で選んだんだけどね
ものっそい、本当にものっそい量が多かっただよ
甘くないご飯系、甘い系いろいろある
アイスコーヒー
ホットコーヒーを氷の入ったグラスに注ぐ形式
名古屋喫茶のコンパルと同じだね
なお、盛大にこぼした
さぁ来たよ!
大きさがわからない方のために動画を
これも他でもない自分で希望したのだが、ソフトクリームとチョコレートクリームも追加した
クレープの中にはココナッツとアーモンドととろけたチョコレートがたっぷり、上にもチョコレートソース
雑誌くらい分厚いのだが、なんか二つ分も皿に乗ってる
ぬりぬり
そこらの映えが好きだけのカフェ巡り女子なんかの相槌を認めないくらい僕は甘いもの好きだから、全然余裕…ふぅふぅ…ハァハァ
↑
これだけごめんなさいした
包みましょうか?と激美人が言ってくれたけど、この灼熱で持ち歩き、でろでろチョコレートが服やらに付くのが嫌で、丁重にお断りした
腹ごなしだぜ
バケツマークは何屋さんかな
甲冑屋さん?
職人さんが丁寧に説明をされているので、見せてもらった
1ミリも言葉わからなかったけど
これ、ロクシタンだってよ!
日本中にあるアレが、こんなかわいい建物に
みんな楽しそう
こんにちは( ◠‿◠ )
深緑が可愛いこんな窓枠、見たことない
その隙間に広がる景色
かわいい袋小路見つけた
この水色のかわいさよ( ◠‿◠ )
日本で普段かわいいかわいい連呼する女子を軽薄と馬鹿にしているが、海外では僕も彼女らと同じになる。仕方ない
川で水遊びしている人たちがいる
車輪と草花の可愛い窓
こんな小さな街に、素敵なホテルが
振り返って思うが、城巡りのツアー参加者を「うぷぷ暑そう( ◠‿◠ )」と笑ったものの、すげーーー歩いてるじゃないか自分
でも楽しかったな
おもちゃ屋さんがもうたまらなく
こんなおもちゃ屋さんのおもちゃで育ったら、心まで優しい子に育ちそう
日本のトイザらスを一瞬思い浮かべて、あまりの違いに1人驚いた
スヴォルノスティ広場
真ん中にはバロック様式の噴水
燃えてるみたいな赤い建物
チェスキーラスト目的地
チェスキーといえばのエゴンシーレ
そのアートセンター
グスタフクリムトと同じ時代を生きた世紀末芸術、アールヌーボーを代表する画家
チェスキーは、彼の母の故郷
作風もまた、ウィーン美術アカデミー同窓のクリムトの影響を強く受け、超変態…おっと、女性や少女の裸体がめちゃくちゃ多い
「裸もあくまで芸術、そんないやらしい気持ちで描いてるんじゃない!」みたいな論争は絵画界で現代も巻き起こり、時に訴訟になったりもしているが、実際どうなのだろうね。
シーレも、(多分今で言う猥褻物陳列罪)で起訴されている。
奇遇にも、機内で読んだ辻仁成先生の「嫉妬の香り」にエゴンシーレの画が出てきたので、思わず先生へのプレゼントにハガキを買った。
この旅トップ3くらい、綺麗な写真が撮れた↓
キラキラ川面
マジであのてっぺんまでみんな登ってたんだな
雑貨屋さん
イースターエッグがたくさん
色合いがつくづく日本で決して見られないものばかり
音楽モチーフの雑貨専門店
これ全部石鹸
全部欲しいけど、合わなくて万一かぶれたらと断念
細い道をくぐり、バスに合流
ここからバスで4時間かけて、いよいよオーストリアへ突!
先ほど嫌というほどチェスキークルムロフの美しさを伝えたが、次はそれを遥か上回る美しさの街
かわいいチェスキーと違い、まるでスイスのような湖と山と木造の建物が広がる避暑地
見よ、これがハルシュタットだぜぃ!
日本といちいち比較して萎える必要もないが、避暑地と言っても軽井沢とは…
苔むし過ぎのピンクのおうち
なぜか日本語でハルシュタットって書いてある土産もの屋さん
ハルシュタットは、とにかく岩塩が豊富な地方で、遥か昔紀元前にケルト人が塩を求めて移り住んだとか
花嫁さんが結婚パレードをしている
こんなところで結婚式なんて、素敵だね
ここは行こうか迷っていたトゥルデルニークの店
昼のクレープ、さすがの僕も糖分過多と思いやめた。何より味の想像ができ、惹かれなかった
僕の目線で、風景楽しんでもらえたら
トゥルデルニーク人気だね
しかしかわいい家ばかり
そんなかわいいの中に、僕らが泊まるホテルはある
グリューナバウム、あの皇妃エリザベート、アガサクリスティも泊まった由緒ある四つ星ホテル
コンパクトだが、とってもかわいい
踊り場
なお、今回も添乗員さんに感謝してもしきれない旅だったが、この日も。
あいにく電話ボックスより狭いシャワールームしかなかった僕の部屋(その分室内は広い)、フロントにダメ元で部屋替えをお願いしたが、あいにく満室。
すると、添乗員さんが部屋を替えてくれたのだ。
仕事だから当たり前とは思わない。僕が添乗員なら絶対交替してあげない。
しかし、おかげで広々バスタブを味わえた。ありがとうありがとう
夜は、皆さんとディナーを
この街で出歩いてもさしたる飯屋もなさそうで、湖畔を夜ふらつくのも怖く
素敵なホテル内レストラン
なんかのポタージュ
ブロッコリーだっけ?
鶏ソテーどん
こういうシンプルなグリルド、欧米大胆料理にありがちだが、変に癖強く不味いよりはいい
ほぼ残してしまったけど
冷凍フルーツにチョコムースに業務用アイス
ここからが大変だった
この旅最大の懸念
このホテル、ノーエアコンなのだ
ひと昔前のヨーロッパでは割とありがちだが、さすが古いホテル
耐えられるか心配だったが、翌朝アジの干物になっている気がしてフロントにお願いし、ダイソンの冷風機を貸してもらった。ほっ。
しかし、さらなる試練が
ダイソン登場までの間、窓全開にしていたのだが、ハエが飛び入ってきたのだ
当然、アースジェットなんてあるはずもなく(今思えばこれもフロントに言えばよかった?)
もちろん、ハエとともに夜を明かすなんて僕に出来るはずもなく
よって、約30分ハエと格闘
タオルをアチョー!と天井にぶん投げたり、シャワーを浴びせかけたり…(掃除の方ごめんなさい)何とか退治して、ダイソンブオンブオンうるさいなぁと思いつつ秒で寝た