僕に任せろ!!とずんずん歩き始めたものの、正直ぜんっぜん浮かばない。
彼女、飯それ自体にほぼ興味はないものの、行くならばキラキラしたところがいいな、という多くの若い女性にありがちな(超失礼)タイプなので、そもそも表参道かどこかなとワクワクしてアフタヌーンティーでも行くような思いきり可愛い格好をしてきた。
ごめんよぅ、もはやどこでもよくなってきた。
それは決して悪い意味ではなく。
数個前の木更津の記事に似た感情といえば分かりやすいか。
そうだ、パンで有名な馬場flatの系列があったな。そう思い入店。
ランチ時なのにガラッガラだったが、僕らが帰る頃には満席に。
なぜかランチメニューがなく、前菜など完全に夜用ばかり。
パンの店らしくパンおかわり自由なので、デリプレートもいいなと迷ったが、カルボナーラが無性に食べたくなり、温玉カルボに。
彼女も同じチョイス。
うん、パンもいい感じ。
カンパーニュ、食パン、丸パン。
どれももちゅっと加水率が高く、粉の香りも立っている。
超超美味いまでは至らないが、ホテルやフランス料理の食べ放題にありがち業務用パンが出てくるより数億倍いい。
バターを追加した。正解。
ちなみに僕だけおかわりした。
パンおかわり自由のコース料理やレストランに行くと、僕ともに嬉しい〜と歓喜する女性は多数だが、僕とともにおかわりする女性はほぼゼロ。
さて。温玉カルボ!
カルボナーラなのだけど、一口目、ペペロンチーノの要素もあるなと感じた。すごくニンニクと胡椒がガツンと来るので、生クリームと温玉の濃厚さを飽きさせない。
生パスタではないので麺のもちゅっとした歯切れは楽しめないものの、味付けが美味しいので満足。
僕の話、彼女の話、また僕の話3連発と夢中で喋っていると、
ギャーーーーーーース!!
ここ2週間ほど、突然の電話にビビらなきゃならない日々を送っていた僕、スマホ画面に光る知らない番号に絶叫した。
「四郎ちゃん、それ、さっきのペディビュスジャンビュスだよ!」
はっ…そうか。ホッとして電話に出たら
「もつ鍋さんですか?お席空きましたが。」と女性の声。本当だ、よかった。
激美人、飯前に僕が最近の話を全て話していたからか、着信に僕がビビるだろうことを瞬時に察して即座に安心させようと言葉を投げてくれたのだった。
その機転と優しさが、泣きそうに嬉しかった。
そういえば、つい先々週も別の激美人と一緒の時に同じようなシチュエーションがあったな。
あの時は03の番号なので080番号の今回以上にビビったが、僕の方が先に気付いた(ベッド屋の届け日確認だった。紛らわしい!)。
特に発言はなかったものの、激美人の何と言ってよいか分からないでも不安そう(決してめんどそうではなく)な顔が忘れられない。
自分に何があっても、大好きな人たちに僅かでも負をもたらしたくない、改めてそう思った。相談させてもらうことはあっても、自分で速やかに落とし所を見つけて、ネタ化できたあとに話そう。
大人げない僕にどこまでそれが徹底できるか分からないけど、少しでも日々それを意識しよう。
とりあえず楽しい時間電話にビビるのは非常にアホくさいので、今後全てから逃げ忘れることにした。名案。
そしてこれも改めて。
美人は優しい。優しいのは美人。もう絶対。
話は戻るが、何とかジャンビュスから電話があったのは、記帳した3時間あとだった。
待ってなくてよかった!やっぱり凍死してたよ!
おまけ。
ペディビュスをあとにしてから、ずっとこの曲が脳内流れていた。
特に1分05秒〜10秒辺りがまさにそのもの。
V系は僕の専門領域だが、金爆はやはりすごい。
キリショもだが、全員いないと成り立たない。
それにしても、グチオネェと民族音楽がなんで合っちゃってるんだwww
強いんだか弱いんだかよくわからない激美人のうじうじ悩みが、これ聞いて少しでもクソどうでもいいと思えて吹っ飛べばいいな。無理だろうな笑