名古屋喫茶といえば、コメダ…はそもそも東京にもあるのに行こうとは思わない、コンパルは一度行ったので十分、そもそもザレトロ純喫茶はそないに好きではない、なので探すのもけったるくて、高岳のトランクコーヒーばかり行っていた。
あちら、居心地抜群なだけでなく、slowのケーキがいただけるので。
そんな僕の名古屋滞在歴、久々の冒険。
とっても美味しくて雰囲気もよくて、けど店内撮影がとにかく絶対NGで、撮った瞬間怒られるという店に行ってみた。
訪問前、電話で営業確認をした。
この時点で猛烈に怖かったら遠慮しようと思った。
結果、とても感じがよかったので訪問した次第。
そうなのだ。
決まり事多き店ほど、きちんとその理不尽さのない合理的な規律さえ遵守すれば優しかったりする。かつての代々木ディルセ(今は静岡)、フヅクエも然り。
むしろ、映えだけのためにやって来て、飯や作り手への感謝を知らない不届きな客を排除する点でメリットしかなかったり。
案の定すごかった。
深煎りの珈琲の美味さ、合わせた器のセンス、店内装飾、サービスの生チョコレートの珈琲との相性(室温で溶けるのでお早めにと促された。なるほど)、どれをとっても最高だった。
閉店前なので僕しかおらず、小豆洗いのようにザッ、ザッと(詳しくないが多分)豆を煎る音が響く。
会食前だったのでスイーツは控えたが、スイートポテトやクッキーなど、どれもコーヒーによく合いそうだった。また次回。