いやぁ、いい店だった。


イタリアン…に限らず、どんなジャンルでも、不味いって論外で二度と行かないので、普通に美味しくて当たり前。
でも、この店がなくなったら困る!ここじゃなきゃ、って店は考えるとそう多くない。
パスタもケーキも、別にどこでも似たようなものは食べることができる。
イノベーティブイタリアンも、ここ最近ものすごく増えたが、どこもまぁそれなり感はある。

そんな中、夏に訪れたアルテレーゴと並んで頭一つ出ている。





見つけてくれた友人に感謝。








こちら、ホールがほぼなくて、ライブキッチン式。店員さんの数がおびただしい。

そして皆、感じが良く、よく気がついてくれる。





まずは、やはり。




21時半前は年始まで予約いっぱいとのことだが、それ以降でよければ入れるとのこと。



僕も友人も長夜型なので、むしろその方が助かる。アンチ早い時間の夕飯。





てなわけでディナースタート。




いくらたっぷりの秋茄子のブランマンジェ。










いくらって鮮度次第で本当に不味くもうまくもあるのだけど、これはぷちぷちと張りもあり最高だった。









そして1番食べたかった、ブルスケッタ。

ブラータチーズと鮪タルタルが乗っている。

予想通りの美味さ。最高!




僕「ブルスケッタ知ってる?」

友人「あ、なんだっけ」

僕「(絶対知らないだろバーカバーカ食うなし)バゲットにオリーブオイルやガーリックを擦り付けて、上にいろんな具材を乗せた…ちなみにタルティーヌとの違いは…」



…僕のこのいつもの調子に、良くも悪くもムカつきもせず流す友人。








鰆。




春以外で鰆食べたの初めて。

素材を生かしたあくまでシンプルな味付け。

こちらの店、肉は関西で有名な精肉店サカエヤから但馬牛を仕入れているようだが、魚も美味い。




そういえば、アルテレーゴは、静岡の有名鮮魚店サスエから仕入れていたなぁ。


…と思っていたら、まさかのあちらの松本シェフと接点があるとのこと。



業界は狭いというのもあるが、僕の好きな店って共通するんだな、なんて。

アーティストも然り。好きなアーティスト同士、どこかで繋がっていたりする。







さて。

フリット(やばい、なんだっけ。イカ?)にウイキョウが乗ってる。美味しかった。









どんどんとワインが進む。



友人「これ、〇〇だな。よく飲むわ。」

僕「そうなの?モロ××って書いてあるけど。すみませーーん、これなんてワインですか?」

店員さん「あ、それ××ですね。〇〇ではないですよ。」

僕「バーーーカバーーーカww」








ちなみに、もし相手が激美人なら嫌われたくないので、そんな知ったか斬りみたいな物言いはしない。

というか、激美人は知ったかしない。





さてさて。

鱧とカラスミのパスタ。

ふわふわで甘い鱧。







自家製のパン。美味しいぃ。

自家製とわかるー。

でも小さいーもっとほしかったよー。







ポルチーニのパスタ。

かなり大きめにカットされたポルチーニと太いタリアテッレ。

きのこ勝負なのか、よくあるポルチーニパスタみたいにクリームソースたっぷりではない。

クリーム大好きマンだが、これはこれでよい。

ポルチーニの歯応えが楽しめる。








進むワイン。

やはり酒は飲むならワインに限る。











ヤングコーンとお待ちかね但馬牛。

都立大学の笠井にも似た、全面素材勝負な一皿。

とろける柔らかさでありつつ、もたれない脂身。

詳しくはないものの、良さはわかる。







黒胡麻モンブランというありそうでないやつ。

黒胡麻スイーツ好きなので嬉しい。







足りなくて友人のアイスも当たり前のようにいただいた。

目の前で削っていた大量のカカオ。




入られたばかりのスタッフさんが元歌舞伎出身らしく、僕が「もしやあのグループ?僕コレクション(某ホストグループのパリコレ的イベント)行ったことあるんですよ!」と興味を示したら、友人が「あ、俺も歌舞伎町はクラブ〇〇と仕事してるんだわ。」と食い気味に。


僕は脳内で、彼でない別の友人2人が同じ発言をしたら、と置き換えた。

〇〇ちゃんの場合の僕の脳内「えー、意外。そっち系も知ってるんだねぇ( ◠‿◠ )ふへへ」

●●さんの場合の僕の脳内「わぁ、さすが●●さん。人脈幅広いしかっこいーな!」



そして今回「(この日の僕の会話から推察を)」