「♪なーつのおーわーりー」



秋だ( ◠‿◠ )
急に来た。
ようやく「木枯らしに抱かれて」が似合う季節になってきた。



スタバ毎年恒例のパンプキンスパイスラテも、ハロウィンを待たずしてさよなら。
ナツメグ、シナモンなどのスパイスが効いて美味しかった。







そして11月からは足掛け20年近く愛してやまないジンジャーブレッドラテが始まる。



やはりスタバは秋冬がいいね。




こちらは、友人らとご飯した日。

「まぁまぁ味は普通だけどthe学食風な方と、味微妙だけど雰囲気まぁ、おぅってのどっちがいい?」



という、何ともどちらも気が進まない選択を提案され、後者を選んだ。










お二人はナポリタン。

僕は唐揚げとハンバーグ。






唐揚げとキャベツとたくあんと味噌汁は完食したが、あとはごめんなさいしてしまったら、友人の1人が「もったいない。」とパクパク食べ始めた。





ちなみに、僕と同じく普段昼はあまり食べたがらない友人だのに。



空っぽになったお皿を下げにきた若い男性店員さんが


「ちょっと、多かったですかね。ごめんなさい。フードロス削減にご協力下さりありがとうございます。」と笑顔で僕らに声掛けてきた。



今こうして書いて思い返しても驚く。

マニュアルなんかにないはずだ。

申し訳なさとともに、その店員さんの的確な言葉選びと思考の深淵に触れた気がして、感動した。

もちろん、好きではないはずの昼飯での満腹を受忍して、パクパク食べてくれた友人にも感謝。








僕がセーブしてしまったのは、その場でその友人と夕飯もする運びとなったからで。

普段から、なるべく望まないもので腹を満たしたくない僕、常に最後の晩餐のつもりで飯と対峙している僕なので。





いつもながら、この友人との楽しい街歩きと会食、どこにしようか迷ったが、大正解。




プレッツカフェクレープリー。

パリでも有名な、ガレットの専門店だ。

今やそこかしこで食べられるガレットだが、ここがやはりピカイチ。




普段行列のはずが、ノーゲス。

秋風が気持ちよくて思わずテラスに。

白ワイン風のシードルと、冷製ヴィシソワーズ。









美味かったなぁ。

ざらざらとしたじゃがいもの舌触り、さらさら過ぎるジュースみたいな感じではなく、ぽってりとろとろクリーミーな喉越し。いい!









こちら、いつも激混みで3回ほどしか訪問したことがなかったが、なんかものっっすごく感じがよかった。バイト君の年齢ではなさそうだから、オーナー?メガネの男性店員さん。

また来週も再来週も来ようかな、と思うほどに優しく気が効いて。







静かな裏表参道の十字路。

この通り(なんて名前だっけ。まいせんやQ-potカフェやロータスがある)大好きだ。







チーズ盛り合わせ。

いちじくジャムとナッツと一緒にバゲットに乗せて。

ブルーチーズとカマンベールチーズのほかは、なんか山羊のような癖のある(嫌いじゃない)やつと、花びらたけのようなキノコまがいのやつ(こちらは癖なし)。





そしてガレット!

僕はスモークサーモン!






アスパラガス、目玉焼き、たっぷりの生乳クリームとチーズ!

パリッパリのそば粉生地!

うますぎぃる!

ちなみにブログを振り返ったら、前回もこれにしていた笑






友人はキノコと帆立。

帆立を使った料理って、その辺のやつはちゃっちぃ貝柱のことが多いが、こちらはさすが立派な身。何よりきちんとグリルしていて、店中帆立のいい香りが立ち込める。




せっかく別のにしたのに、もらうの忘れた。








そしてデザート。

本当は、テラスから見えるロータスに行こうとしたが閉店しており、そのままこちらで。




僕はマロンチョコレート。

チョコレートも、いわゆるチョコレートと言えない身体に悪いチョコレートソースを使う店とは違う。カカオがもったりと濃い。

上のクリームも植物性油脂のホイップじゃない!素晴らしい!









ちなみに、食べ終わってもう少し散策しようとしたら、急に冬将軍がやってきた。



「さむっ!無理!」


「冬だ!」



2人してぶるぶると体躯を震わせて、めいめいタクシーで帰路に着いた。





別日。

神保町喫茶に行きたいという友人と。



神保町は僕の庭だが、カレーも喫茶もありすぎて絞りきれない。

初めての友人にどこがいいかなと迷いつつ、一通り散策して、こちらにした。




ウインナーコーヒーを日本で初めて出した店、ラドリオ。








ウインナーコーヒーにはせず、アイスコーヒーホットコーヒーとアールグレイケーキ。友人はバナナケーキ。

手作り感たっぷり。








以前食べた時、ウインナーコーヒーは生クリームをちゃんと使ってくれていた気がするが、なんか今日は植物性油脂のホイップだったのは少し残念。

でも、相変わらずの時が止まったような空気感、シャンソン流れる心地よい店内、最高だった。




喫茶だけにしようと言っていたくせに、なんか歩かせすぎて腹が減ったのか、カレーが食べたいという友人。

わぁ、どこにしよう。

半蔵門のプティフアラカンパーニュは知っているらしく、そこまでタクシーで行こうと提案してきたので、ふふん、これは欧風が好きなのだなと踏んだ。もっとも僕はそんなに欧風好きではないので、ボンディやガヴィアル、共栄堂などの王道はできれば避けて、ここでしか味わえない味を友人に知って欲しく、苦手かもと賭けではあるが、







エチオピアに!僕も久々!

チキンと野菜!辛さは10!

久々だからか10でも辛い。しかし、美味い!

体調をよくする小気味良い辛さとはこのこと。








ここのカレーは、ビビるほど具沢山、そしてオーダーしてからスパイスを調合してくれるから、生姜にターメリックにカルダモンに、新鮮なまま火にかけられており、マジで美味いのだ。



「エチオピア、1人でも行きたい。美味いなぁ美味いなぁ!」




グルメな友人が唸っていた。嬉しい。

時計を見て急いで帰宅していたが、翌朝早くに渡航とのこと、僕なら前日は絶対予定を入れない。

なのに、ありがとう。また帰国したら遊ぼう。