一つ前の記事(辻仁成先生ライブ)で、"好きなもの"に対する生半可じゃない僕の想いを熱苦しく文字通り熱弁したが、それは身の周りの人に対しても同じで。


飲んで騒いで、或いは愚痴を聞いてくれて、いいなーこの人!と思った僅かの数週間後に、「なんか違うわ。ウザいから、ほどほどな距離感で付き合おう。」と思うようなことはない。
みんな、そんなだから浮気に走るのだよ。彼氏や旦那に絡む相談を親身に聞いてくれる男がカッコよく見えるのも、その男が会ってしばらくは「いくらでも相談してくれて良いんだよ。」スタンスなのも、あまりにも当たり前の話で。
そして皆さん、新たなスパイスをとかく好む。



愚かだねぇ。
まぁ、僕は普段そうやってバスバス切られる側だけど。
「ここは難ありだけど、まぁ」みたいな鉛を抱えて繋がり続けるなら、とっとと切って欲しいもんだぜ。



なぁんて令和の時代におよそそぐわない人間関係論を展開して益々嫌われ虫になってゆく僕だが、要は、好きでたまらない人はずっと変わらずということ。





そんなことを思いながら、まさかの突然訪問したプルミエメ。

来れると思わなかったのでラッキーすぎる。

そして、カフェ本の挿絵みたいな写真。









レイヤーが綺麗なオーツミルクラテと、パイナップルビネガー。

ビネガー、一口いただいたが、想像とまた違う味だった。これはアレ、アレだよ…思い出せなかったが、そう、カンパリの苦さに似ている。ノンアルなのに。そう思わない?



オーツミルクは、アルプロなのか他のメーカーか分からないが、やたら麦感がしっかりで美味しかった。

交換こも忘れて、とっとと混ぜてゴクゴク飲み進めたところで「四郎ちゃん、一口ちょうだい?」と言われて、思わず照れ笑い。




ちなみに僕は無類の病的潔癖症なので、こういうのが進んで(むしろ好んで)できる友人はごく限られている。そして変なところ欧米風なので、嫌な時はNOと語気強く申し向ける。







クレープシュゼット半分こ。

フランベ。




前髪が焦げるくらいのフランベを想像していたが、意外に控えめだった(と思ったの僕だけ?)。

よく考えたら、この高価なプレートの上でそれはないかもだが。





紅茶のゼリーが煌めく。

かなりオレンジリキュールが効いている。

パッションのシャーベット部分とクレープ、オレンジの皮とクレープなど、いろいろ併せてその楽しさまでシェアした。





楽しい嬉しいは、気まぐれ身勝手なものなんかじゃなくて。

その証に?、いつもバイバイする時、口パクで呟いている。ありがとう、心から、と。