得も言われぬ旅だった。


全国全世界いろいろ行ったが、その至福の余韻残存度は桁違いで。



茹だる暑さも、日頃徹底して回避しているシミシワ弛みを誘発する陽射しさえも嬉しく感じた。
そして何より、平素遅刻しようが基本的に気にしない確信犯的にだらしのない僕だが、この日ばかりは試験や就職面接なんかよりも遅刻を後悔した。





津々浦々から好きに選んでいいとのこと、前日にめちゃくちゃ考えて考えて…下仁田のあそこ、横須賀のあそこ、新潟…など悩み悩んで、あちこちの店に電話もかけまくって、何故か高崎へ。



行きの新幹線さえも楽しく。





というか、こましょう以外で高崎に来たのは初めてだった。

そして、まさか大規模な夏祭りをやっているとは前日まで知らず、予定外に夏を味わうことに。








ギラッギラの夕暮れの中、おびただしい数の御神輿が通りゆく。




※本当はもっと動画があったのだが、僕のテンションMAXにへらにへらした笑いが入り込んでいたので掲載断念。







そしてお目当ての。

へい、らっしゃい!感のないジンギスカン屋さん。




先に言うと、ジンギスカン好きの僕と友人いずれも、札幌で食べたそれより美味しかったと舌鼓!

それもそのはず、超有名店、生でもいただける生ラムの店とのこと。






迷って、コースにした。

これ、そのままいただきました。

何もつけずにとっても美味しい!

というか、生のラムなんて初めてだったたが、すごく信頼感があったのでドキドキもせず。






普通のサラダに見えるが、このすりおろし人参ドレッシング、自家製。濃ゆくて、人参の繊維質もろもろ感が楽しめてよい。なお、販売していた。買えばよかったなー。








生ラム来たー。

自家製塩(クミンなどスパイス入り)、タレいずれかで。タレも、サラサラしているのにガツンと感もあり美味すぎる。2人とも、途中ですりおろしニンニクと唐辛子フレークを大量投入した。






しかし、綺麗な色。








臭みゼロは言わずもがな、肉汁の旨味も凄くて、筋もなく、なかなかの量なのにバクバクといった。そして蜂蜜レモンサワーと角ハイが進むこと進むこと。



「四郎ちゃんがハイボール飲んでるの珍しいから、なんかすごく嬉しい。」と友人。



ハイボールというか、こんなに胃袋肝臓大解放しているのも珍しいのだよ。

普段は、誰のため何のためか分からないが、まるで少女がいつまでも処女を守り気づいたらお婆さんになるかのように、己の肝臓と胃の無駄遣いを努めて回避している。望まない食事会なんて、強姦と同じと思ってる委員会会長であーる。







店主の石田さん。

とにかく感じがいい。

もう1人のスタッフさんも、前日の電話で僕が予約迷いに迷っていたら深夜まで待ってケータイからかけ直してくれた。

何より、お祭りの委細まで教えてくれた。

だからここにしたのだ。

友人には、何でわざわざ高崎でジンギスカンと思われそうと感じつつも笑







骨付き!









玉ねぎもいい色にジンギスカンの脂を吸いまくってる!










木炭で押し付けて焼く。








いい色すぎる。







石田さんが丁寧に焼いてくれたこれ、たっぷり唐辛子フレークをかけて、タレも絡めていただき!

うまぁぁぁぁ。









振り返るとすごい食べてるな笑

これも秒殺だった。








薄切り(部位は?)でもやしと絡めて、そしてまたタレと絡めて。








なんと、ラムカレー。いやっほぅ!







からの、自家製プリン。

那須御用邸卵くらい濃ゆい卵と、入りすぎバニラビーンズ、クレームブリュレのようなカラメリゼ。うまかぁ。





サワー、角ハイ計ジョッキ3杯(友人は倍量)。
高崎の夜は続く。