しかし相変わらず素晴らしい佇まい。
マツノキノキチ。
カレーもかき氷もプリンもあんバターまんじうもスルーして、僕はこの肉まんまっしぐら。
清水にある長太郎豚まん。
以前こちらで衝撃を覚えて、その後通販で取り寄せ家で食べた。
が、全然ダメだった。
蒸し器を買えばよいのだが、肉まんのために購入する気は起きず、肉まんは電子レンジに頼っている。もう全然ダメ。レンチン肉まんしか食べたことがない人は、肉まんの本領発揮を知らないと思った方がいい。
ひき肉ではない、大きな豚バラが甘辛く味付けされている。何より、生地がふわんふわんで甘い!
アイスチャイは、もうカレーだった。チャイは普段からよく飲むし、カルダモンやらシナモンやら入ってるのは分かるが、これは、もうマジのマジカレー!もちろんいい意味で。ターメリックか何か入ってるのかな。
こちらのカレーが絶対ガツンとスパイシーで美味いことを確信させた。
いただきっ!
唯一無二のこの肉まん、僕の中で今ダントツ一位。
とはいえ、やはり激暑いからか、以前の方が遥かに美味しく感じられた。
でも、心地よくて世界史の勉強がガンガン進んだよ。汗を流しながらの勉強なんて、小学校の時でさえ味わったことないけど、夏だね。
ここからは、好きなもの徒然なるままに。
パリアッシュのチーズ。さすがとしか。
同じくパリアッシュのココナッツ。
ホワイトチョコとココナッツがザクザク。
本当にらこちらはパン界の三ツ星。
三ツ星で思い出したが、先日激美人数名との会食の際、何人かが「この前一緒にご飯した男性、五つ星レストランに連れてくよ〜とか言ってたの笑!」「やだ、恥ずかしい絶対無理ー笑」
…この会話を聞いて、お高く止まってやんのと憤慨する人はもちろん、何が恥ずかしいかさえ分からない人もまた、自分の身の丈に合った女性と食事に行くべきである。
ちなみに僕も彼女らの立場なら恥ずかしい。
さて。
大好きなウォーターフロント。
いつだって人が少ないのがまたいい。
珍しくとんでもなく二日酔いした翌日、それでもゆっくり一日中家では過ごせない僕、何も食べないけど少しだけ散歩しようと出てきた。
そして結局食べる。
ブレッドワークスは無難に美味しい。
そして僕のオアシスへ。
最近は完全に読書カフェとして愛用させていただいているので、明かりを求めてカウンターへ移動。
ラッキー、ピアノとサックスの演奏が。
最近話すようになったスタッフさんが異国の方で、人懐こく少し女性好きそうなその感じが、まるでプーケット辺りのオリエンタルホテルの接客を思わせて、1人密かに旅行気分を楽しんでいる僕。
二日酔いなのにバーへ。
普段バーにも滅多の滅多に行かない僕、ここだけは別格。
いわゆるバーでの出会いエトセトラ、マスターとの押し合いへし合いなどもなく、僕のような性別意識しない民でも心地よく過ごせる。
何より、この日に限らずいつも烏龍茶なのに、嫌な顔一つされない。
佐藤錦まで。
こちらも僕のオアシス、ビストロルネットのカヌレとフィナンシェ。
こんな夜中に新宿で、もやもやした心を浄化すべくふらふら辿り着いたらスイーツが待っているなんて。さっぱり爽やかで優しい井上さん、いつもありがとう。
決して病んでないけど、行き過ぎ笑。
お、珍しくアルコール。
特に理由はない。
こちらも僕の仲良しこよしレベチベーカリーカフェにて、サーモングリル。普段食べないランチだが、食べるときはいいものを、ね。
フラフラといってみた。久々。
こちらの屋台がなくなったのはコロナゆえではなく、ナンパ横行乱痴気騒ぎゆえ。憂うべき世の中である。
しかし、みたま祭りはおろか、盆の意味さえわかってない人が「わー、きれー!」と、遺族会等と書かれた提灯(みたま)の前でポージングする様は、なんとも言えぬものがあり。
なんて憂い笑いをしつつ1人歩くのが僕らしくてたまらなく好きで好きで。
夏ですね。
星の渚でダンスをいっちょ踊るような夏を過ごそう。