1年半前の感動が忘れられなくて(転載が面倒なのだが、気になった方是非、1年半前まで遡って探して〜)、でも場所があまりにも微妙で再訪できずにいたこちら。


結論……



夏行くべきではない!!


しかもよりによって、この酷暑に!!


いや、有馬屋は、夏はおやつ店から氷店になり、それはそれは美味しそうなかき氷たちがメニューに並ぶから、夏も魅力的なはずなのだ。


だがしかし、いかんせん暑い。
辿り着くまでも暑い(最寄駅から徒歩20分。バスはあるもののなかなか来ない)、そして雰囲気を壊さぬためかオーナーのポリシーか、店内も眩暈がするほど暑い(一応冷房は動いていた)。
何より……水が出ない。オーダーしたアイスチャイを秒で飲み干し、干からびそうで、まるでサハラ砂漠に迷い込んだ旅人のように「み、みずを、、」と、普段せがまない水をせがんだ。


「水、お出ししてないんですよ。ペットボトル持参可能ですので以後はよければ」と言われた。



…世界規模で熱中症注意喚起している中、どういう了見で…と、呆気に取られていると、「ペットボトルを購入することはできます。」と。


そう言われると、無理になったら退店すればいいと謎にケチボンビーマンになってしまった僕。





しかし相変わらず素晴らしい佇まい。

マツノキノキチ。







カレーもかき氷もプリンもあんバターまんじうもスルーして、僕はこの肉まんまっしぐら。








清水にある長太郎豚まん。

以前こちらで衝撃を覚えて、その後通販で取り寄せ家で食べた。

が、全然ダメだった。

蒸し器を買えばよいのだが、肉まんのために購入する気は起きず、肉まんは電子レンジに頼っている。もう全然ダメ。レンチン肉まんしか食べたことがない人は、肉まんの本領発揮を知らないと思った方がいい。







ひき肉ではない、大きな豚バラが甘辛く味付けされている。何より、生地がふわんふわんで甘い!






アイスチャイは、もうカレーだった。チャイは普段からよく飲むし、カルダモンやらシナモンやら入ってるのは分かるが、これは、もうマジのマジカレー!もちろんいい意味で。ターメリックか何か入ってるのかな。

こちらのカレーが絶対ガツンとスパイシーで美味いことを確信させた。






いただきっ!









唯一無二のこの肉まん、僕の中で今ダントツ一位。







とはいえ、やはり激暑いからか、以前の方が遥かに美味しく感じられた。



でも、心地よくて世界史の勉強がガンガン進んだよ。汗を流しながらの勉強なんて、小学校の時でさえ味わったことないけど、夏だね。




ここからは、好きなもの徒然なるままに。




パリアッシュのチーズ。さすがとしか。








同じくパリアッシュのココナッツ。

ホワイトチョコとココナッツがザクザク。

本当にらこちらはパン界の三ツ星。





三ツ星で思い出したが、先日激美人数名との会食の際、何人かが「この前一緒にご飯した男性、五つ星レストランに連れてくよ〜とか言ってたの笑!」「やだ、恥ずかしい絶対無理ー笑」


…この会話を聞いて、お高く止まってやんのと憤慨する人はもちろん、何が恥ずかしいかさえ分からない人もまた、自分の身の丈に合った女性と食事に行くべきである。

ちなみに僕も彼女らの立場なら恥ずかしい。





さて。

大好きなウォーターフロント。








いつだって人が少ないのがまたいい。









珍しくとんでもなく二日酔いした翌日、それでもゆっくり一日中家では過ごせない僕、何も食べないけど少しだけ散歩しようと出てきた。








そして結局食べる。

ブレッドワークスは無難に美味しい。







そして僕のオアシスへ。









最近は完全に読書カフェとして愛用させていただいているので、明かりを求めてカウンターへ移動。









ラッキー、ピアノとサックスの演奏が。

最近話すようになったスタッフさんが異国の方で、人懐こく少し女性好きそうなその感じが、まるでプーケット辺りのオリエンタルホテルの接客を思わせて、1人密かに旅行気分を楽しんでいる僕。









二日酔いなのにバーへ。

普段バーにも滅多の滅多に行かない僕、ここだけは別格。

いわゆるバーでの出会いエトセトラ、マスターとの押し合いへし合いなどもなく、僕のような性別意識しない民でも心地よく過ごせる。

何より、この日に限らずいつも烏龍茶なのに、嫌な顔一つされない。

佐藤錦まで。









こちらも僕のオアシス、ビストロルネットのカヌレとフィナンシェ。

こんな夜中に新宿で、もやもやした心を浄化すべくふらふら辿り着いたらスイーツが待っているなんて。さっぱり爽やかで優しい井上さん、いつもありがとう。









決して病んでないけど、行き過ぎ笑。







お、珍しくアルコール。

特に理由はない。







こちらも僕の仲良しこよしレベチベーカリーカフェにて、サーモングリル。普段食べないランチだが、食べるときはいいものを、ね。








フラフラといってみた。久々。








こちらの屋台がなくなったのはコロナゆえではなく、ナンパ横行乱痴気騒ぎゆえ。憂うべき世の中である。






しかし、みたま祭りはおろか、盆の意味さえわかってない人が「わー、きれー!」と、遺族会等と書かれた提灯(みたま)の前でポージングする様は、なんとも言えぬものがあり。







なんて憂い笑いをしつつ1人歩くのが僕らしくてたまらなく好きで好きで。







夏ですね。









星の渚でダンスをいっちょ踊るような夏を過ごそう。