通り慣れたこの道、昔からあるこの店、まさかこんな形で入ることになるとは感無量である。



感無量と同時に、残念である。



感無量…久々再会した尊敬してやまない方が、ちょっと遅い僕の就職祝いをしてくれたこと、その祝い方が豪快で、モエエシャンドンを店のスタッフ全員に振る舞い、スタッフを巻き込んで乾杯してくれたこと。



残念…もはや、ほぼフード手付かず。そして半分ばかり記憶がない。




いかんせん、ジャックポットでしこたま飲んで飲んで食べた後、からのボトルのモエ!





海老トーストとタパス盛り合わせ(僕のチョイス)、全部食べたかったよー!この写真にかぶりつきたい。









カジュアルなエスニックバルなのだが、思いの外美味しかった(海老トースト一個とポテサラの記憶はある。あと何かつまんだが美味しかった。)。僕は本場感の強い東南アジア料理が激しく苦手なのだが、店内にナンプラーが香る感じもなく、味も癖がなくて、店員さんも日本の方ばかりで異国感がなくて、…あーもっと味わいたかった!









泣けるな…予約もしていないのに、彼の馴染みとはいえ、どのタイミングでオーダーしてくれたのだろう。




大切な思い出をちゃんと焼き付けるために、お酒はほどほどにね。

ちなみに僕はこのあと3軒目で、他人に迷惑をかける一歩手前の危険を感じ、お祝いしてくれた友人を放置して会計も任せて走り去りましたとさ。




無事帰宅し目覚めた翌朝、普通に解散したかのような爽やかで優しいメッセージが友人から入っていた。滅多にたくさん飲まない僕の、十数年に一度レベルの二日酔い、そのむかつきさえ心地がよかったのは相手が誰でもではなく。

ありがとうありがとう。




アガリコ