新作といっても、5月31日販売開始なので随分経ってしまったが、ようやく飲むことができた。




新作だけど、あの頃を思い出さずにはいられない
、懐かしさ満点のフラペチーノ。
瀬戸内レモンケーキフラペチーノ。





前述の通り、今年初めて出たフラペチーノなのだけど、似たフラペチーノがかつてあったのだ。

それも二度も。

1つは、2019年の発酵フラペチーノ、そしてもうひとつは、2017年のキーライム&レモンヨーグルトフラペチーノ。

いずれもかなりの人気で、そして歴代フラペの中でも秀逸な出来栄えだった。

レモンとかさっぱりとか食欲なくても食べられるとか、そういったフードやドリンクが至極苦手な脂舌の僕だが、これらは別格だった。



ヨーグルトやレモンの嫌な酸味やさっぱり感はほぼなくて、まろやかなミルク感とウィークエンドシトロン(グレーズドレモンパウンド)を食べているような満足感があった。





何より、2017年も、2019年も、夢か現か幻かというほど僕は幸せだった。

きっとその思い出の強さが、フラペを美味しく感じさせたんだろう。


世間一般的には、今の方が夢実現後なわけだけど、あの頃感じた美味しさは全くなかった。






ちょうど、辻仁成先生の長編小節「右岸〜上下巻」を読了したばかりだが、その主人公のように思い出アルバムに1人取り残されても仕方がない。

来シーズンのレモン系フラペは、あの頃よりもっと美味しく感じられるよう自ら環境と意識を変えていかないと、ネ。