最後のやつ、その思いだけは日増し強くなる。
なぜって、自分が憧れる人は、皆服からして眩いからだ。
縫製のきちんとしていない安い生地でできた、あまつさえよれよれ毛玉やシミだらけを着る人(残念ながら同業の先輩にもむちゃくちゃ多い)は、服に無頓着とかそういうレベルではなく礼節に欠けると僕は思う。
それだけ服に強いこだわりがあるのに、なぜ僕が遵守できていないか。
勿体無いからだ。
平素職場にそういう服を無駄に卸して、生地を摩耗させるのが。
失礼ながら、見てもどうせ分からない人たちに自分の100%を見せる必要はない。
下着と同じで、誰が評価するかではなく、自分の気持ちの問題だという意見もあろう。
けどさ、クラゲみたいな火星人だらけの星に飛ばされたとして、 Max Maraを着たいと思うかね?
何なら服を着るのさえ無為に思えて来るはずだ。
そんなこんなで、かなりいい服を今年に入って購入したものの、着る機会がなくて、むしろ平素は僕もテロテロよろよろ族なのだ。
初めて、17万の服のタグを切った日。
どんなに激睡眠不足の日でも、思い溢れる好きなもののためならいくらでも起きていられる。精神と身体は連動というが、まさに。
精神が病むような日々を送っていては、いくら食べて寝ても元気になりようがない。
だから、日頃の穴埋めには余念なく。たとえ寿命が縮んでも、好きを追求して生きていく。
今日も、いつだって敬愛してやまない。
どんぐりずの森氏がいらして、大沢さんのDJに合わせて、何とも贅沢な生歌を。
天才。
同じ大沢さんのDJイベントでも、箱によって全然響き方が違う(と、ど素人ながら最近その違いを楽しめるようになってきた)。
新年度は、ミザリーな服を一切着ないぞ!(多分)