ずっと行きたかったけどハードル高くて来れてなくて、気付けば2年くらい経ってしまった。
この店に限らず、そういう店結構あるんだが、その大半は…
閉店時間までに起きれないから。
一応営業妨害にならないよう誤解ないよう閉店時間を示しておくと、
18時だ。
ん?頭おかしい?
いやいや、朝活する人の方が僕的に頭おかしい。
だって、朝からいろいろ食べたら、眠くなってお布団入りたくなるし、なのにそのまま日中活動しなければならないとか地獄だし、ならばお布団入ればいいと思うかもだが、わざわざ朝っぱらから我慢して起きて(そもそも僕は寝るのが明け方なので激睡眠不足、なんなら根津甚八)支度して、それで腹パンで帰宅してまた寝るとか(なお僕は潔癖症選手権大会で優勝できるほどの潔癖なので、帰宅して風呂に入らず布団にダイブとか絶対できないので、風呂も挟む必要がある)、なんか馬鹿みたいじゃないかと。
何より僕、基本的に1日1.5食なので、朝にそんな食べたら、その日の楽しみが終わってしまう。どうやってその後やり過ごすというのだ。やはり寝るしかないじゃあないか。
いやいや朝ごはんからの昼寝とか、至福の間違いだろと思うかもだが、それなら夕方過ぎまでゆったり気持ちよく寝て、元気マンマンの状態でむっくり起きて、それで美味しいものを食べたい。
謎持論延々とうるせーって感じだろう、そうだろう。
なのでこちらに来れたのは奇跡としか言いようがなく。
焼き上がったばかりで熱冷まし中のチーズケーキが美味しそうすぎて、オーダー前にパシャリ。
そして僕の。
うわぁ。
自家製ティラミス。
この店のエスプレッソをたっぷり染み込ませたティラミス。
とろりとしているけどゆるゆるすぎず、食べ応えを感じられるほどにクリームがしっかり立っていて美味しい。
てんさい糖ラテ。
スイーツと合わせるならブラックか甘みなしのラテだろうが、甘いドリンクが欲しかったのでオススメを問うてみた。
普通、甘いドリンクを選ぶと脳みそ溶けそうに甘いものが出てくるが(激甘党なのでそれでもいいけど)、ここのは最高にやわらかく自然な甘み。
こちらの店、なかなかに混み合ってるのに全然居心地悪くない。
空間デザインが素敵なのと、場所柄か客層が悪くないからかなぁ。
居心地よすぎて、無心で本を読み進め、気付いたら「そして誰もいなくなったbyアガサクリスティ」だった。
美味しかったこと、店主に告げ、ほんのり会話を交わした。参宮橋にある吉田珈琲さんを師匠と仰いで修行されたとのこと。
有名な吉田珈琲、そちらはまだ未体験。
だが、こちらの店主が、師の名を汚さぬよう気概を持ってコーヒーにフードに向き合っていることは、一見して汲み取れた。
吉田さんは行く前に、またすぐこちらを訪れたい。早起き(えっ)のハードルさえ越えれれば…だが!