友人から、"今日明日飯どう?"的に唐突に誘われた時どんな感情を抱くか、そしてどうするか、以前どっかの記事でパターン分けして考察めいたことをした気がする。


再度そのパターンわけを列挙することはしないが、今回の結論のみ。


急な誘いだろうと、「こいつ、相手を選んでやってるな。俺を舐めやがって!」的な感情は1ミリも湧かず、むしろ激務の中声をかけてくれて時間を割いてくれてありがとうと心底思い、そして野放しに嬉しいの典型例。




そんな友人との、年の瀬銀ぶらとランチ。





銀座シックスのレストランに入るのは初めて。





イタリアン。

前菜、ちゃんと一つ一つ味が違って珍しくて美味しかった。



しっとり柔らかく仕上げたハム、かぼちゃとクリームチーズのサラダ、カポナータ、そしてひよこ豆とポテトのサラダ(店員の説明を受けた直後、友人が「納豆とおからのサラダやないんですね。」と。関西人だな。そして言い得て妙)。






バゲット。普通に美味しかったが、VIRONのパンの美味さ、系譜についての友人のプレゼンに傾聴していたところだったから、否が応でも比べてしまった。



ちなみに、おかわりのパンをお願いしたのに、故意か過失か届かないままデザートが運ばれてきそうになった。

途中で予感したのだから催促すればよいものを僕は、もう要らないと念押ししつつ、サーブしなかった罪を少しでも自覚してもらうためだけに「パン頼んだんですけど。もうデザートなんで要らないですが。」と店員に零した。




来年は、そんな発言とは無縁なほど、奥ゆかしく穏やかな人格に生まれ変わりたい。





牛肉タリアータ。

1人で食べるにはかなりの量。



ご存じない方のために、タリアータとは牛肉をグリルしたものにルッコラやパルミジャーノをかけてバルサミコを垂らしたもの。



シンプルな味付けで美味しかった。

身体にも良さそう。






デザートのプリン。かぼちゃだった!







かぼちゃの味がするか、と、先に口に運んだ友人に問うたところ「いや。わからん。でも昔ながらで美味しいな。このカラメルも懐かしい。」とのこと。

そして僕も同じ感想。





この日は、事前にリストアップしていた店が軒並み満席(シクスバイオリエンタルホテルなんか40分待ち)だったのだ。
それで、やむなく、でもとても楽しくあてどなく歩いてこちらに入った。結果、よかった。



なお、赤坂サカスにもある店だった!
全然いいけどさ。