ここでもしょっちゅう書いている僕の価値観。


「何でも気の持ちよう」


自分の気持ちの持って行き方次第で、"クソつまんない→まぁまぁ楽しい"、"まじあいつ何なん?クソが→いや、でも僕のためを思ってくれてるのかもだし感謝すべきところ学ぶべきところあるし"とチェンジ可能なら、絶対チェンジした方がいい。
他の誰でもない自分のために。


けどさ、そのスイッチ操作をしないとモヤモヤを払拭できない時点で無理してるし、そんな無理に心のスイッチを作動させまくってたら、いつか壊れる気もする。
そんなヤワなメンタルじゃないけどさ、少なくともスイッチ動作が必要なシーンばかりだと、笑い方さえ忘れそうになる。
毎日職場のトイレで思う。僕こんな顔だったっけと。


だからさ。
自分にスイッチ機能がついていることすら忘れるほど、何なら全てのネジが外れてもいいほどの時間を増やすって大事だよな。飲んで騒ぐとかそういう問題じゃなく。






この日は、1人でスタバ読書に耽ろうと思っていたものの、腹が減りすぎて伊勢丹のメゾンランドゥメンヌでブリオッシュを買ってかじり歩きし始めたところで友人から電話がかかってきた。




空気を読む友人、またいつかじゃなくて近々すぐにな、と優しさ溢れる返しで電話を切ろうとした。

ちょっと待った!今から空いてたら誘おうとしてたよな?な?…引いた友人をこちらから引き戻し、歯型のついたブリオッシュを右手に持ったまま赤坂に向かった。







さて、久々やんけ、フレンド( ◠‿◠ )







地味に東京で彼のセレクトは初めて(つい僕が決めちゃうから)。

これがとんでもなく素晴らしい店だった。

赤坂にこんな店あったのか。






壁中著名人のサインだらけの店内、坂本勇人似の関西出身店長が接客してくれる。

常連の友人に対しても、ラフでありつつ媚びず自然体なVIPサービス。

待ってる間にどうぞと、燻製盛り合わせを出してくれたよ。

これが美味い。theスモーク!丁寧に燻したいい香り!







そしてこれも感動。

するめのフライ。

フライドポテトみたいだが、甘くて分厚いイカスルメのフライに、マヨとガーリック入りラー油をたっぷりつけて。うんま!



友人の描写が言い得て妙。


「何でもないものが、いちいち美味いな。」




本当それ。





はつもと。

焼き加減が絶妙で、とろける。







白レバー。

こちらも勿体無いほど脂がしたたる!





雉!(ちなみに読めなかった。きじ!)

美味い!







皮。美味い!






つくね。美味い!






これは絶対食べたくてすかさず頼んだ。

とうもろこしの掻き揚げ!

バター醤油ではなく塩でシンプルに。旨味凝縮のまんまるフォルムがいい。





冷やしトマト。

美味すぎて、そして楽しくてブレた。







豆腐のバーニャ。

このソース美味いなぁ。そして野菜がたくさん摂れて嬉しい。







シメはちゃんとめいめいオーダー。

友人は卵かけご飯。

僕は親子丼。これがまた超美味い。やわめの卵、やさしめだけどご飯にがっつり染みた出汁!







汁物が欲しくてアサリ汁を。しみるぅ〜。




白ワインを3、4杯ガブ飲みし、ガヤガヤ賑やかな店内を大いに満喫した。最高!



自分のスイッチは努めて使わずにいたい。
砂食ってるみたいな会食はしたくない。そんな時間も過ごしたくない。
来年は、いや、明日からもっともっともっと、自分を取り戻すべく尽力しよう。他でもない自分自身のために。