コース料理を美味しく堪能した後の2軒目。
1軒目を出た時点で既にそこそこな時間ではあったが、彼女からこう切り出した。
「2軒目、どっかいこーよ!」
飛び上がるほど喜ぶ僕をよそ目に、秒で行く店を見繕った彼女。
嬉しいな。どれほど僕が嬉しいか、多分彼女は知らないだろう。
女性って…僕女性大好きだけど…男以上に打算的で(僕はそう思っているし、あながち間違ってないと思う)。
それなりに高い店や酒を伴うディナーは、異性として意識する異性と以外ノーサンキュー、"ただの相談役便利屋さん"とは、カフェや軽いファーストフードならいいけどフレンチや鮨やバーなんて泣き叫ぶほど嫌です、という人が本当に多い。
そして、その本音を言ってくれる子はほぼ皆無で、みんな飲めないふり腹減ってないフリ永遠に忙しいフリをする(書いてて、そんな扱いばかり受けてる自分を晒しているようで哀しい!)。
そんな子が、「この前〇〇さんと朝まで飲んでたら泥酔しちゃってさぁ」と吐露してくると、内心「飲むんじゃん!全然激多忙じゃないじゃん!人によるんじゃん!せめてそう言ってよ!逆に傷つくってば!うわぁぁぁぁん、もういいよ!」
と悶える。
その内心を吐露した途端、女性の友人という友人が蜘蛛の子を散らすように去っていくだろうから我慢している(つもり)が。
なのに彼女ってば( ◠‿◠ )
しかし、すげー店見つけたな。
これは完全に一緒に行く人選ぶ。
旧店名がフェアリーなんたららしく、店内はゴシックダークアンティークな感じ。
Tommyfebrualy6、heavenly6を愛する僕、Q-potを居場所とする僕的にドストライク。
一緒に行く人を選ぶとは、別に僕と同じ上記嗜好であれ、ということではない。
このミステリアスな空間を壊さないだけの容姿であればオッケー。
だから、ありがとう。店を見つけたの僕じゃないのにおかしい物言いだが、君ならこれ以上ないくらい相応しいよ。
以前、Q-pot愛を不美人に語ったところ「是非是非〜」と言われて憤慨したが、Q-potを知らない民でも美しければいいということが、ここで分かった。
さて、腹パンなのでとりあえずここにしかなさそうなカクテルを互いに頼むことに。
名前も忘れてしまったが、内容説明に"綿飴"とあったので、わたぱちくん的な感じかなぁくらいに思ってそれにした。
ら。
えっ٩( ᐛ )و
サイズがおかしいwww
カクテルグラス見えてないし、ストロー埋もれてるし。
もはやなんなのかよくわかんない。
下から撮ってみた。
すごい、ヘリコプターから外を眺めたか、ラピュタの世界に迷い込んだみたいwww
どう飲もうか迷ったが、どうもこうも、この綿飴全部食べ尽くさないことには液体に辿り着かない。半端に残すと、綿飴が卓上に落下しそう(潔癖症なのでそういうのは無理)。
なので、むしゃむしゃと。ぺろりと。
案外いけた。
久々食べたな。わたあめ。
見ると、ゴリゴリの墨だらけのイカついお兄さんが綿飴製造マシーンでせっせと綿飴を作っていた。なんかかわいい。
しかしここ最高だな。
また彼女と来たい。
同じコミュニティの中ではもちろん、友人知人女性全てを合わせても、なかなか珍しいくらいクソほど楽で楽しくて、一方で尊敬できて視座が養われるやつだ。
もう会いたいわ。次が待ち遠しい。
おまけ。