普段、他人と野球観戦したくない僕。
全神経使って全試合ガチ応援している身としては、ルールも選手の名前も知らない輩がビール片手にヘラヘラ仕事の愚痴や異性云々を横で捲し立ててきたら、メガホンで殴打してしまいそうで。
(「輩」と書いたのは、女の子は別だから。もちろん不細工は論外)
そんな僕が唯一一緒に行く相手。
もう出会って10年になるのか…。
母のようでもなく、姉のようでもなく、やっぱり友達なのかな。心から大切で、そしてそれ以上大切に思われていることを実感する存在。
10年前、ホークス戦を観に始めて福岡の地を訪れ、まっぷる片手に入ったカフェバー。そこの常連さんの彼女。
今では、その店の人も含め、結婚式に参列するほどの仲良し。
さ、始まる。
ちなみにドームまでは、彼女の旦那さんが車を出してくれた。これがまた絵に描いたように優しい方で。
ラッキーなことにマッチがスタメン。
登場曲の「ギンギラギンにさりげなく」に合わせ、むんむんとバットを振るマッチが可愛い。
今年まだ一度も「熱男」を出せていないマッチ。もう僕は、思っちゃいけないとわかりつつも、年末の「戦力外通告」に予感が払拭できず、ホークスそのもの以上に去就にハラハラしてならない。
でもこの日は何とかヒットを打てた。
もちろん、城所のようにピンチを救うヒットや本塁打を重ねても通告を受けることもある。安心はできない。
でも、どんなときもベンチで元気に声を出す、文字通り元気印のマッチに去って欲しくない気持ちは多分ホークスファン共通の思いだろう。
謎の、全然可愛くないキャラたちの徒競走。
ビッグボスのリクエストでリプレー検証。
ビッグボス、ここでリクエストするのかーと場内盛り上がったが、結果はアウト。よしよし。
そして勝利。
和田、よかったね。
和田のヒーローインタビュー。
リリーフ陣を立てる謙虚さを出しつつも、ウイットに富んだトーク。
どんなセレモニーや音楽ライブのオープニング、閉幕よりカッコいいと、いつもテレビ中継の度に思うこの勝利のセレモニー。と、花火!
そしてルーフオープンデー!
昔は毎回オープンしていたらしいが、一回数千万かかるとのことで、さすがのリッチホークスも無理になったとのこと。
なんて心地いい景色。
ヒルトンシーホークが見えるね。
この後のお好み焼きと乾杯の最高だったことは言うまでもなく。