このブログを始めて、もうすぐ5年(我ながら、超続いてる!すごい!)、好きなものたちへの想いも飲食店の感想も、全て含めて素直な気持ちで書いてきた。
心にもない褒めを連ねたり、批判を恐れて当たり障りなく書くこともなく(極めて不衛生とか虫がいた!とかは書かないようにしてきたが)、感じたまま描写してきた。だからこそ続いているのだと思う。自分自身心地よくて。



ただ、よかった店をランク付したり、ジャンル以外でカテゴライズ(例えば、何度でも行きたい店、近くにあれば行ってもいい店、二度と行かない店など)するまではめんどくさくて、そしてやって来なかった。
まぁでも、こんなにブックマークが多い僕が2回以上再訪してる店は確実に好きすぎだし、文章にその度合いは表れているかと。


そんな中、初訪問のこちらの店を端的に描写するとすれば


・絶対にリピートしたい店年間第一位!
・空間が清潔すぎる店第一位!
・内装が可愛すぎる店第一位!
・書架の本のセレクトが視覚的にも、視座養われ度的にも凄すぎる店第一位!
・書架の本から、お店の方のお菓子への並々ならぬ愛と修行歴、それゆえの詳しさが言わずとも垣間見られる店第一位!
・お菓子やドリンクに使われている素材が、成分表示なんてなくとも微塵の不安も覚えない安心感な店第一位!
・キャロットケーキがアメリカンサイズ(ハーブスのケーキ並み)な店第一位!
・なのに大きさ勝負じゃなくて、クリームも生地も柔らかい甘さで、そんじょそこらの馬鹿舌野郎に食べて欲しくない度強い店第一位!
・塩や酷い対応の店も少なくない中、店員さん全員、これでもかというほど感じが良い、…それもなんというか、頑張ってホスピタリティ溢るる店目指してます!とかじゃない、自然に溢れ出るあったかい優しさ、その優しさがケーキにも空間にも出過ぎちゃってますな店第一位!




…書いていて、まるでDHCかなんかの広告みたいだな。バナーにありそう笑。
でも、全くもってふざけてなんかない。冒頭書いた通り、心からの本音、そして愛情を込めて書いている。







初めての店、それもなんとはなしにインスタで見つけたばかりの店は、時に地雷だったりもするので(すっごい無愛想だったり、業務スーパー感満載のスイーツが出てきたり、コップが汚れていたり!)、やや期待度を下げて向かった。



そうそう、オープンしてまだ半月くらいだとか。




あれ?でも、既に当たりの予感。










小さい頃遊びに行った友達のアパートみたいな階段をのぼって、、











はい、当たりー!何ここ٩( ᐛ )و












おうちなのに、いわゆる"伝統にあぐら掻いてる系"古民家とも違って(最近仲良しの友人が、古いだけで企業努力を怠っている老舗旅館をこう描写していて、なんと言い得て妙で聡明なのだろうと感動したので、パクらせてもらう)、外国のおうちぽさもあり、とっても心地よい!








あー、普段フィガロとか美容室でも絶対読まない(というかそもそも出された試しがない。僕はいつもグルメ本かギャル雑誌を出される)けど、こんなの片手にコーヒーを読むの、最高に粋だなー、いい服飾品を眺めるだけで視座養われまくるし、何よりできるやつだろ、って感じ!







等々力の名店、というか洋菓子といえば卓越して素晴らしい店として浮かぶ数店のワンオブの「オーボンヴュータン」の本が。

聞けば、やはり作り手の方、アナザー素晴らしい店で学ばれていたらしい。そのエピソードも心底素晴らしかった(詳しくは内緒っ)。











スコーンもあったが、予約していたレイヤード(だっけ?多分!)キャロットケーキ。

大きいおーーーー!( ◠‿◠ )








ホイップコーヒーとともに。

なんてかわいい画。







背中。

クリーム大好きマンな僕的には、この5倍クリームを背中に背負ってくれてもよかったが、多分絶対間違いなく、生地とのバランスを考えてのこの量なのだと思う。

…食べていてそう感じた。








ホイップコーヒー。

ミルクは甘くなく、コーヒーにメープル(だったのかな)の優しい甘みがついてホイップされて乗っかってる。

しっかり混ぜてお召し上がり下さい、とのこと。










感動して、よくわからずくるくる回す僕。







もったり美味しいホイップ。

コーヒーに尖りや癖がないから、とっても飲みやすい。









そしてね、もうね、本当に美味しくて、店を出た後もう食べたかった。

かなりごろごろクルミが入ってスパイスも効いているんだけど、とってもまあるい味なのは、お砂糖に秘密があった。

聞けば、なるべく店内のお菓子、白砂糖不使用とのこと。

素晴らしいなぁ…もちろん、あまり目くじら立てて白砂糖を避けたりオーガニック信仰的極端な人にはなりたくないけどさ、せっかく食べるなら、身体にも美容にもよくて、安心美味しいものを食べて生きたいよ。

何より、そうでない巷の菓子たちとの差別化ができる自分でいたいよ。

そんな想いを全力で共有でき、そして学ぶことができるお店。




帰り際、まさかのまさかが起きた。

僕にとって、泣いちゃうくらい嬉しいハプニングだったので、内緒(でも嬉しいことがあったってことは言いたい!)。

なんだか、留学して、あったかいホームステイ先に当たったような、そんな感覚を覚えた。留学したことはないけど!




ありがとうありがとう。

絶対すぐ行く店第一位!









おまけ。

そんな可愛い素敵な体験をした後、お決まりのホテル街1人徘徊をする僕。これも僕。