初めての店、それもなんとはなしにインスタで見つけたばかりの店は、時に地雷だったりもするので(すっごい無愛想だったり、業務スーパー感満載のスイーツが出てきたり、コップが汚れていたり!)、やや期待度を下げて向かった。
そうそう、オープンしてまだ半月くらいだとか。
あれ?でも、既に当たりの予感。
小さい頃遊びに行った友達のアパートみたいな階段をのぼって、、
はい、当たりー!何ここ٩( ᐛ )و
おうちなのに、いわゆる"伝統にあぐら掻いてる系"古民家とも違って(最近仲良しの友人が、古いだけで企業努力を怠っている老舗旅館をこう描写していて、なんと言い得て妙で聡明なのだろうと感動したので、パクらせてもらう)、外国のおうちぽさもあり、とっても心地よい!
あー、普段フィガロとか美容室でも絶対読まない(というかそもそも出された試しがない。僕はいつもグルメ本かギャル雑誌を出される)けど、こんなの片手にコーヒーを読むの、最高に粋だなー、いい服飾品を眺めるだけで視座養われまくるし、何よりできるやつだろ、って感じ!
等々力の名店、というか洋菓子といえば卓越して素晴らしい店として浮かぶ数店のワンオブの「オーボンヴュータン」の本が。
聞けば、やはり作り手の方、アナザー素晴らしい店で学ばれていたらしい。そのエピソードも心底素晴らしかった(詳しくは内緒っ)。
スコーンもあったが、予約していたレイヤード(だっけ?多分!)キャロットケーキ。
大きいおーーーー!( ◠‿◠ )
ホイップコーヒーとともに。
なんてかわいい画。
背中。
クリーム大好きマンな僕的には、この5倍クリームを背中に背負ってくれてもよかったが、多分絶対間違いなく、生地とのバランスを考えてのこの量なのだと思う。
…食べていてそう感じた。
ホイップコーヒー。
ミルクは甘くなく、コーヒーにメープル(だったのかな)の優しい甘みがついてホイップされて乗っかってる。
しっかり混ぜてお召し上がり下さい、とのこと。
感動して、よくわからずくるくる回す僕。
もったり美味しいホイップ。
コーヒーに尖りや癖がないから、とっても飲みやすい。
そしてね、もうね、本当に美味しくて、店を出た後もう食べたかった。
かなりごろごろクルミが入ってスパイスも効いているんだけど、とってもまあるい味なのは、お砂糖に秘密があった。
聞けば、なるべく店内のお菓子、白砂糖不使用とのこと。
素晴らしいなぁ…もちろん、あまり目くじら立てて白砂糖を避けたりオーガニック信仰的極端な人にはなりたくないけどさ、せっかく食べるなら、身体にも美容にもよくて、安心美味しいものを食べて生きたいよ。
何より、そうでない巷の菓子たちとの差別化ができる自分でいたいよ。
そんな想いを全力で共有でき、そして学ぶことができるお店。
帰り際、まさかのまさかが起きた。
僕にとって、泣いちゃうくらい嬉しいハプニングだったので、内緒(でも嬉しいことがあったってことは言いたい!)。
なんだか、留学して、あったかいホームステイ先に当たったような、そんな感覚を覚えた。留学したことはないけど!
ありがとうありがとう。
絶対すぐ行く店第一位!
おまけ。
そんな可愛い素敵な体験をした後、お決まりのホテル街1人徘徊をする僕。これも僕。