こんなランチなら毎日でも食べたい。
こんな素敵な茶屋が職場の近くにあるなら、片田舎の金沢であっても移り住みた…くはないが、何度も来たい。
初金沢、全てが事前のワクワクを超えて最高だった。


1日目の話はすっ飛ばし、これは2日目。



友人が予約してくれた。

金沢で働く聡明な同期。

とにかく洋食好き、パンのあるレストランが好きと、金沢グルメを紹介するに困らせる主張をしたため、彼女はポールポキューズなど洋物(洋物ってだけでAVを想起する僕は病気)いろいろ探してくれた。



けど、「きっと四郎はここじゃないと思うけど…」と前置きしつつURLを送ってくれたこちらが素晴らしすぎた。




だって、見てよこれ。




金沢名物治部煮の入った御膳もあったが、季節限定のこれ、全てが美味しすぎて。





21種類の蒸し野菜と豚肉と書いてあったが、どう考えてもここに21も種類が入っているとは思えない。

御膳トータルでかな。

なんにせよ美味しい。

お塩と胡麻ダレで。



ヘルシーで味気ないものや、ローカロリーでも身体に悪いものは努めて摂取したくない。

おいしーヘルシーって最高だ。







すだちうどん。

綺麗だ。




下には細麺のうどんが。

コシはそこそこあるけど細すぎてそんなに感じない。

これ、すだちも食べていいの?食べられはするだろうけど、食べること想定されてる?

友人に聞いたところ、「前は全部食べたよ。薄くスライスしてるし!」とのこと。



僕もせっせと途中まで食べたけど、さすがに量が多いし絶対違う気がした。

そして、ガツンとスパイシーや濃ゆくてクリーミーが好きな僕には物足りなくて、結局蒸し野菜の胡麻ダレにドボンとつけてズルズルと食べた。






冷やし茶碗蒸し。

なんて涼しげ。

これは美味しかった。

生麩って美味しいよな。もっちもちで。

麩も名物らしいよ。








かき揚げ。

枝豆やとうもろこしなどの季節ものと白エビ。

もっとガリッガリだと嬉しかったが、甘くて美味しい旬の味。







名前を失念したが、胡瓜の仲間らしい。

冷やしそぼろ餡かけ。

これも美味しかったな。

冬瓜で真似してみようかな。




普段1人飯が圧倒的に多いのと、1人飯の方が美味しい飯はゆっくり味わえて良いと思ってしまうタイプだが、なんだかこの日は2人ゆえの良さを噛み締めた。

誰もいない静かで清潔な黒基調の店内、金沢城を眺めながらあれやこれや仕事や趣味の話をしつつ食べると、ペースが自然と落ちて、ゆっくりゆっくり食べることができる。

これはこれでいい。

(ただし常にではない)










そしてデザート。





これまた美味しくて。







厳選抹茶パフェ。

抹茶パフェは、京都にも鎌倉にも、なんなら東京にもあるが、ここのはすごかった。

いい抹茶。苦味が立っている。






層が綺麗。

ゴールデンキウイを選ぶのもいいね。

(僕は4月から9月くらいまで、ほぼ毎日ゼスプリゴールデンキウイを食べているよ。)









樽で食べられそうなところを、ぐっと我慢。









これ、兼六園の芝生イメージしてたのかな。










店員さんが見事にみんなおばさんだったけど、皆お節介がものすごくて優しかった。普段東京で受けない接客。









さりげな金粉。









友人の職場。

21世紀?20世紀?美術館とよく間違われるそう。さもありなん。