彼女と飯に行くと、いつだって楽しい。
なぜだろうと理由を挙げ連ねてみた。
・店決めの時、いいなと思う店の系統も、頼みたいメニューも互い似ている
・かわいい
・会話の内容も、オーダーや精算の時も、気を遣ったり裏の意図を汲まざるを得ない煩わしさだったりがない
・かわいい
・僕も割と早口だが、彼女も早口…というか聞き取ったことを脳内処理するスピードと、それを踏まえて言葉にするスピードが恐ろしく早い。
そのおかげか、毎回相手にうんざりされるほど会話のトピックを用意している僕だが、不思議と全て話し終わる(一応、彼女の話も聞いている。はず!)。これまじすごい。
・かわいい
・悩みを抱え込むとは無縁な僕だが、彼女と話すと、輪をかけて「まじどうでもよw」と笑える。僕が上司に無能無能言われてきたネタとかも、相手によっては「えぇっ、つらいね苦しいね、かわいそう!(震え」
とか言われちゃって調子狂うのだが、彼女はゲラゲラ笑い飛ばす。最高だ。
・何でもかんでもうめーうめー野郎じゃない(これ大事)。
・接客、食事ともに、残念なときはハッキリ言いあえる。そしてそれすらもネタとして笑い合える(相手に気を遣って、地雷接客にモヤモヤしつつ言えないとかがない)
・かわいい(何回言ったかな。でもこれが1番大事。視力維持のため、美しくない人は努めて視界に入れないようにしている僕なので)
しかし、いい店、いい空間、いい接客にいい料理だった。
店決めの際、僕がこのラシーヌを挙げ、grip(池袋にある僕が最近ブログに書いたビストロ)の系列だよ、と伝えたところ、僕のブログを見て「ここがいい!」と言ってくれた。
やっぱり僕ら、外さないね!
お通しの人参のポタージュ。涼しげだね。
ポタージュ大好きマンの僕、美味しすぎて一気飲み。
スパークリングを頼むからシャルキュトリーでしょうと。大正解。
ブロッコリーのアンチョビガーリックソテー。
普段自炊でやたらブロッコリーが登場する僕だが、やはりプロの調理するブロッコリーは素人のそれと全然違うよな、と改めて。こんなにシンプルなのに美味しい。
歯ごたえを残した色鮮やかなブロッコリー、おそらく先に下茹でしてから火入れしているのだろう。
モッツァレラのブルスケッタ。
これ美味かったなーー。
しかし、上の焦茶、なんだっけかな。
モッツァレラだけでこの色になるはずはないんだが。バルサミコだったかな?
ま、いっか。美味しかったから。
真鯛のカルパッチョ。
器も料理との相性を考えているなぁとつくづく。
蛤とアスパラガスのグリル。
季節ものは食べておかないとね、と。
gripの時も思ったが、味付けは実にシンプルなのに美味い。
調理方法と食材で勝負している。
ラストは…。
ラストじゃなかった。
チーズケーキでシメ。
この10倍くらい食べれるなぁ美味かったなぁ。
生クリームホイップどっちジャッジ毎回してしつこいと思われそうだけど、ホイップじゃなくてちゃんと生クリームなのはやっぱり嬉しい。
コーヒーフレッシュじゃなくて牛乳(それもあっためた)を出してくれるかどうかでも、店の質が測れる。
ラシーヌ系列、全部制覇したいな。
ちなみにラシーヌはドーナツも有名なのだがあいにくこの日は売り切れ。
何回でも来たいな。
おまけ。
気持ちよく店を出て、もう少し話そう今後の旅のプランでも練ろうと入った店が前代未聞に素晴らしく地雷だった。
見ての通り、雰囲気と出てきたものには申し分なく。