平素より、しつこいくらい仕事嫌いを公言している僕(好きでも不出来、嫌いでも有能などさまざまなパターンがあると思うし、嫌いということにとやかく言われたくはない。ギロリ)。
白目剥いて毎朝電車に乗っている僕だが、今年から社会人として働き始めて、段違いに嬉しかったことがいくつかある。
自分が大好きな人たち、ここまでの人生でお世話になってきた大切な人たちから依頼を受けたこと。
受任後は努めて感傷に浸らないよう、沈着を装っているが(でも解決に向けて深く深く食らいついて)、やはり嬉しいものは嬉しい。
そんな嬉しいの一つ、加古川遠征の日。
始発寝坊が怖くて、寝ずに新幹線飛び乗った思い出。
僕にとって大切な大切な友人が、せめてもの労いにとランチをご馳走してくれた。
ポルチーニリゾット。
パスタやリゾットといえばポルチーニやな、と夏の神戸滞在時に熱弁していたこの友人。
ポルチーニってなに?と、頭にハテナを浮かべていた激美人にも食べさせてあげたかった。
多分きっと、いわゆる普通のファミリーレストラン系イタリアンなのだろうけど、とっても美味しい。
ポルチーニって、スーパーで見たことないけど、どうしてこんなに美味しいのでしょう。
何を食べるかより誰と食べるかの、島田紳助理論かもしれないが。
ちなみにポルチーニリゾットはシェア。
あとはめいめいパスタ。
僕は秋鮭ときのこのクリームパスタ。
ぶっといフェットチーネがクリームに合うね。
友人はペスカトーレ。美味いからちょっと食べろとしきりに促すもんだから、ごそっと頂戴した。
いつもながら、大事な友人の顔にマスキングするのは本意ではないが、やむなく。
サラダやパンも食べ放題で、サンマルクカフェや鎌倉パスタにも似ているが、何でだかとってもおいしい。
好きなことには、たとえ根津甚八だろうが体調不良だろうがいくらでも身体の奥底から体力を引き出せる。逆もまた然り。
好きじゃなくてもやらねばならないこともある…そう上司や先輩に釘を刺されそうだが、僕なりに反論したい。
それでも心から好きな方が、絶対底力が出せる、結果的にいい成果も出せる。
来年も、好きをたくさん感じられる僕でいたい。