心身が不健全な状態は、極めてよろしくない。
じゃあ僕にとって何が不健全って、真面目な環境にいる時間が長ければ長いほど不健全なわけで。


最近職場の先輩に言われた。
「もつ鍋さん、勉強嫌いでしょ。」

僕「٩( ᐛ )و」


先輩「滲み出てるよ。」


…否定のしようがない。
うーんでも、いつからこんなにも嫌いなのだろうか勉強ってやつが。我が勉強史を走馬灯のように回想し、きゅっと絞って要約してみた。


小学校…大好きだった。毎日大好きな学校に行った後に更に大好きな塾で21時まで勉強できるなんて夢のような時間だと思っていた。
中学校…中間期末をそれなり頑張って結果出せることも、その分土日や長期休暇に爆発的に遊ぶのもめちゃくちゃ楽しかった。
高校…学校以上に、塾が楽しくて楽しくて夢のような毎日だった。
大学…勉強というか、それ以外数多のことに手をつけて30年分くらい謳歌した日々だったけど、授業自体も好きだった(要領いい自分に酔いしれるという感情の萌芽)。
大学院…皆さん真面目ですね真面目なのに1ミリもおもんないのに、チャラい遊びもそこそこ分かる風の人も散見されてキツいなぁ帰りたいなぁ予習も復習もしたくないしなんなら教科書持っていくのもダルいし寝てた時の格好で漫然と一限受けて鐘鳴ったら先生まだ説明してても退席してそのまま帰って肉まん食って夜まで寝よう(なのにぬるっと試験パスしちゃう自分がたまらなく好きですという感情の確立)。



とりあえずいつから嫌いになったかは改めてよくわかった。
でも、何でだかはわからない。



まぁ、仕方ないよね。パクチー嫌いな人に無理に好きになれってゆうのは、酷だしむしろもっと嫌いになっちゃうのと同じで。





なので、心の健全を求めて、日々不健全な街へ真夜中繰り出す。



円山町って不思議な空間で、ホテル街でもありクラブ街でもあり、ヤバいもの売ってそうな街でもあるんだけど、90年代から時が止まっているような風で、時空の歪みみたいな感覚を覚える。



この街に来ると必ず脳内再生される。




ただただ癒しを求めてレスト終わりのアベックを冷やかすという悪趣味な目的で徘徊することもあるけれど、この日はそうではなく。













アーバンギャルドのライブの翌日、松永天馬氏、否、バーテンダーの「BAR永天馬」主催のイベント。










この4ヶ月、アーバンギャルド、そして松永天馬氏の作る詞、世界観に魅了されにされた。病的震えが止まらない僕は、新参者の無礼覚悟で参戦させていただいた。






素晴らしかった。本当に素晴らしかった。
BAR永天馬司会、ゲストに髭永天馬(解説すると良さが損なわれそうだが、皆松永天馬氏。念のため)。
BAR永さんの質問返しコーナー、放送禁止用語の伏字も敢えてそのまま読む不適切発言感がどこまでも僕好み、そしてやはり聡明さが光る言葉選び。
髭永さんは、どことなくさまぁ〜ず大竹に似ている。長年のさまぁ〜ずファンの僕、さまぁ〜ずの好きなところも、万人受けしないブラック発言(雰囲気が万人向け風だからか何故か際立たないが)。やはり同じ系統ばかり好むんだな、ファッションと同じように。




ちなみにBARの客は10人程度、もちろんマスク着用だったので、マスクなしランチをするあの子やアイツよりよほどコロナリテラシー高め。



最後は、チェキ購入後、BAR永天馬氏とツーショット撮影。
感無量。アップできないのが残念。

代わりに、僕が1番好きなアーバンギャルドの曲、「スカート革命」の六本木verを。
毎夜浴槽の中でこれを流し気づけば2時間。傍目から見ればとても不健全、でも僕の心はとっても健全、ばっちり浄化される。



ちなみに、勉強が好きだろうと嫌いだろうと、仕事は結果、客観的に評価されてなんぼだと思います。僕がどうかはさておき、ネ。