横須賀続き。

横須賀美術館の施設内にあるイタリア料理。
この日は、横須賀まで夏の曲を流しながらドライブ→海の見えるカフェ→スパ→美術館を堪能、海を眺めたあと、さらに海を眺めながら素敵なイタリア料理


完璧なコースだ。
一応言っておくと、カフェ以外全て僕の予習の賜物。





アラカルトを軽めに食べるつもりだったが、コースがコースと思えぬ安さだった(1人3000円代)のと、右の席のそれが美味そうで惹かれたので。








まずはバーニャカウダ。
まぁどこにでもあるバーニャだが、三浦産の野菜とのこと、かなり彩鮮やかでヘルシーでよろしーね。










最高のロケーション。来てよかった。





と、僕としたことが、ミニトマトをうっかり落としてしまった。優しさだけは否めない友人、「よかったらこれ食べなよ」と自分のを勧めてきた。もちろん何の躊躇いもなくもらう。
…まではよかった。こいつ、地べたに落ちたミニトマトを食おうとした。

僕「さすがにやめなよ汚ない!」

友人「一瞬だし大丈夫だよ!だって、もともと野菜は土の中に入ってたんだし同じだよ」


僕「は…?いやいや、土の中に入ってたのと、人々がトイレに行ったり不潔な靴で踏みまくった地べたに落ちたのとは違うでしょう?」


友人「でもそもそも菌は…」


ダメだ、こいつと話すと目眩がする。
ミニトマト譲ってもらって申し訳ない…ともさほど思えず、目眩が勝る。





しかし次の皿もなかなか。











カルパッチョ、豚のロースト、サザエの壺焼き。

豚は塩麹か何かで漬けていたのかとても柔らかく。たんぱく質たっぷり。

もちろん僕の大好きなパンも。自家製フォカッチャのようでこれがまた塩気が効いてうまい。












船がやってきた。日が長いのはいいことだ。















メインのパスタ。

ペンネアラビアータは、素揚げした茄子たっぷりで美味しい。

右のはイカのオイルパスタ。最初の説明では他の食材(ホッキ貝だったか貝類。失念したくらいだから惹かれなかったのだろう)だったが、持ってきた段階で、間違えましたと。

僕的にはイカの方がありがたかったので結果オーライだが、アレルギーやら何やらもあるかもしれんのに、それはさすがにダメだろ。結果オーライだから何も言わなかったけど(それでもかつての僕は言い方気をつけつつ言っていたが、最近自粛を覚えた。自粛が正しいとは思わないけど)。













そしてアラカルトオーダーの、白トリュフカルボナーラ。

メインの肉を追加するならわかるがパスタ。

違うんだ、どうしてもこれ食べたかったんだ。









タリアテッレにして正解。卵黄濃ゆいソースがよく絡む。

白トリュフザクザク。




ちなみに普段、ラーメンとつるとんたん以外、麺類はあまり食べない(パンとスイーツを毎日鬼のやうに食うので他の炭水化物は控えたいゆえ)僕なので、この量を腹に入れることは好まず。

友人が冒頭、ほぼいけると宣言したので、ならばどうぞとばかりに彼の皿にダーーッと押し付けた。かなり苦しそうなことは一目瞭然。そらそうだろ、昼もまだ3時間前に食べたばかり。
そして僕自身は、食べ物を押し付けられることがとても嫌い。お太りになっている割にあまり食わない女性と飯をして(そもそもそんな人と行くこと自体数年に一度もないが)、要らぬ気遣いというかただの押し付けで、明らか僕に多く取り分けられると非常に不愉快。
けどまぁ、悪いが押し付けさせてもらった。いいでしょ、美味しかったんだから。






デザート。カタラーナ。

何故だか生ハムがあしらわれていたが、さすがに合わなかったな。

無理にあまじょっぱくしてくれなくていい。

なしでも十分だった。










しかしいいディナーだったな。

横の人は苦しそうだったけど(いじめてるみたい)。










その後、せっかくだから夜の江ノ島を回ろうということに。

(そういえば、浜辺に降りるはずだったが、片瀬江ノ島駅のインパクトが強すぎてすっかり忘れたな)




これ。

こんなでしたっけ。

そして、六本木歌舞伎町とも全く異なる海辺のパリピ感治安の悪さ極まれりな感じに驚いた。









竜宮城かと。









しかし、こういうハプニング…は、起きていないが、なんというか生真面目な人が眉を顰めそうな出来事も夏ですなぁと楽しめるのはいいところ。





そして、僕のとっておきスポットを教えてやった。おんきせがましいが、ここは悪いが死ぬほどおんをきせる。







すげー相変わらず素晴らしい夜景。










残念ながら展望台は蜂の巣があるだかで入れなかったが、十分満喫。











と、とても聴き覚えある音楽が爆音で流れた。

このテーマパークに全く明るくない(軽く15年は行っていない…!)僕だが、テーマパークのどこで流れている音楽かすぐわかった。

海辺のパリピカップルが流していた。

普通なら大迷惑な爆音だが、皆このテーマパークが好きなのか、途中パトカーがやってきて音楽が止んだら、とても残念がっていた。










しかし近い。帰りはあっという間だった。

車って素晴らしいな。

免許を取ろうとは思わないけれど。