毎年この時季、ストロベリーフラペチーノが出る。そして毎年、すぐソールドアウトするほどの人気ぶりで、朝イチに行かないと飲めなかった。
僕も含めスタバ好きは皆、予告が出た時点から楽しみにしていた。




が、今年はプロモーションもなく、いきなり始まった。おそらくこのご時世、営業再開も割と最近だったこと、密集を避けるためもあったのだろう(真相は不明)。
そして全然売り切りにならない。



なので、簡単にありつけた。



ストロベリーフラペチーノ、今年は、ゴロッととシュワッと、という不思議な2種類展開。前者が苺果肉入り、後者が微炭酸らしい。




甘いものに爽やかさ、さっぱり感は求めない僕はゴロッと。
そして安定のエクストラホイップ、そしてチョコチップ追加。
んー、んまい!







友人もゴロッと。デフォで。
比べるとチョコチップの分、僕のが黒くて見映えが悪い。





このフラペチーノ、裏メニューがある。
これらがその店舗で売り切れると、イチゴミルクフラペチーノが出るそう。
今のところ売り切れているのを見たことがないのだが、お目にかかれるかな。



以下は無関係なボヤキ。





テレビは好きで、家で起きている間(数年前までは寝ている間も)ずっとつけているが、好みの偏りは激しく。基本ニュース。ドラマやバラエティは滅多に観ない。
というと、娯楽を好まない生真面目人間のようだが、そうではない。
ゴールデンタイムに放映されるようなバラエティの笑い、家族全員お茶の間で楽しめる系の笑いが性に合わないのだ。あんな無難な笑い、どこが面白いのだろう。平和なサザエさんを観ているようにしか感じられない。嫌いとは違うが、世界の風景VTRを観ているのと何ら変わらない。


笑いはもっとブラックでないと。
例えばこんな……と、動画を紹介しようと思ったが、やめておく。



とにかくブラックを好む僕だが、平和でも好んで観る、稀有な番組がある。


「今夜も生でさだまさし」だ。


コロナ禍になってから、特に待ち侘びて観るようになった。彼は、温かいだけでなく、ほんのりブラックなユーモアもあり、悲しい話題もウエットに感じさせない不思議な魅力がある。
そんなさだまさし、前回の生さだで印象的だった言葉がこちら。



「僕、この"新しい生活様式"ってやめてほしい。


   "いっときの我慢"。

だってさ、"いぇーい(指先が触れない配慮で、ひ

じタッチ)"とか、

いやでしょ」


「自粛ねぇ…。みんなよくがんばりました。でも、もうちょっと頑張れなかった?みんなそう思ってなぁい?」



夕飯を食いながら、こくこくこくこく頷いて観た。
常々書いている通り、僕は人の百倍コロナを気にしている。無頓着な人は、コロナガチ勢とか自粛厨とか僕を笑っているだろう。否定しないしその通り。だけど、その反面、非常に反抗的な気持ちも持ち合わせている。オンライン飲み会?虚無でしかないだろ。僕なら日本酒の瓶に水入れて誤魔化すわ。買い物はバーチャルで?美術館も遊園地もバーチャル?…元の生活ができるのは5年後?
…ふざけんなよ、勘弁してくれよ、っておい、みんな、何馴染んじゃってるんだよ。リモートだかオンラインだか知らんが、こういう時も、若い人ほど順応性が高い。年寄りほど故郷や古い慣習に固執する。もちろん僕も後者。



とか、ぐちゃぐちゃ書いたけど、なんてことはない、街を歩けばフツーーに皆さん集まって飲んでる歩いてる騒いでる。
おいおい…。ふつふつと湧きかけた反骨精神の角をそっと畳んだ。
…みんな、もうちょっと頑張れなぁい?ねぇ、ねぇってば。さだまさしのように、優しく語りかけるほど大人じゃない僕は、こういう気分で街を歩いている(↓アニメおそ松さんより)