最近1番、"何だよ"と思っていること。それは、政府の対応でも自粛警察でもなく、とあるネット広告。僕と同じく、いつも以上にYouTubeを楽しんでいる人は、きっと目にしているだろう。





「何食べた?という話より、私は食糧自給率を知りたい。」




…聞いたことねぇよ、そんなやつ。
YouTubeを開く度にバンバン流れて嫌でも目に入ってくる、日経電子版の広告。やー、いるのかもなぁ…僕が毎日風呂で2時間3時間、グルメ情報リサーチしている間に、食糧自給率をチェックしているやつも。365日分の差は大きいんだろうな。「人は毎日触れるもので視座を養う」なら、もう僕の審美眼ならぬ審飯眼はおかげさまで冴えまくっている。





いいんだ、餅は餅屋さ。









刀削麺が有名なこの店、外観はいわゆる街の中華屋さんにありがちな鰻の寝床なのだが、とにかく食べログ評価が高い。
とにかく満席。寝床にスーツのサラリーマンが、ぎゅうぎゅうにひしめき合っている。








刀削麺自体、おそらく初めて食べたように思う。
イメージでは、もっとブツブツ切れたような感じかと思っていた。りんごの皮むきが苦手な僕は、剥く時いつも、包丁の刃を手前から向こうに向けて、ザッザッと切る(というか、皮を飛ばす)のだが、その時できる切れ端のような形状かと思っていた。
案外普通の長い麺でびっくり。
友人は担々麺をオーダーしたのだが、その麺も長い。そして美味しそう!








僕は看板メニューの麻婆刀削麺。
麻婆豆腐と刀削麺が一度に味わえる。
辛さも選べたのだが、せっかくなのでMAX…より、一段下でオーダー。
やぁ、旨い。痺れと辛さの塩梅が程よく、片栗粉でとろみ付いた麻婆が、平べったい麺によく絡む。







そして、ぐらっぐら。
辛い麺はぐらっぐらでなんぼである。
ぬるい麺など論外。
こちらは素晴らしい。石焼なので、いつまでも冷めない。汗びっしょりで完食。






満員御礼などと書いたが、これは2月の訪問である。念のため。4月以降僕はほぼ全く自室を出ていないので、ここ最近の記事は全て3月までのもの。そのうちネタ切れしそうで執筆スパンが悩ましい。相変わらず風呂でのグルメ情報収集は欠かさないので、視座は養われるばかり。