ラーメンとカレーが嫌いな人は少数派な印象で、大概の人がラーメンとカレーというと、声踊らせる。
だが、ラーメンとカレーほど激しく好みが分かれるジャンルは珍しい。パスタもピザも蕎麦も、そないに好み云々はない。
今回のこの店なんて、もう分かれに分かれるだろう。
実際、一緒に行った友人たちの感動は薄かった。
しかし、僕は好きでしたよ。
この「葡萄牛のハヤシそば」。
そう、ハヤシのようなデミグラスソースとクリーミーなソースに細麺と大きな1枚肉。
友人の1人がいいことを言っていた。
「ラーメンだと思わなければ美味しい」
なるほど、確かにそうかもしれない。
二郎やAFURIを期待するから調子狂うのであって、イタリアンか洋食メニューだと思えば……どう刷り込もうが美味しさに変わりはない気が僕はするのだが、そこは個人差か。
僕はなんでもガツンと濃ゆくてドカンとが好きなので、アフリの品の良い柚子水ラーメンよか、全然良い、というか旨かった。麺に絡みつくデミ、デミの絡み付きやすい麺。
なお、友人らのうち半数は、生ハムフロマージュという、モッツァレラがドーンと乗ったメニューを頼んでいた。こちらの方がウリなのかと思ったが、確か券売機の左上はハヤシだった。
まぁ僕はドカンガツンが好きなので、こちらでよかった。気になる方は食べログ見ておくれ。
と、今日も(いつも?)関係ない話。
2つほど昨日の僕をたいそう幸せにしてくれた事象というか動画を紹介。
Twitterで散々っぱら出回っているので既知かと思われるが、名もなき歌うたいが、ゴールデンボンバーの女々しくてを、「自粛して」とモジって歌い踊っている。要は替え歌だが、これがなかなかに上手い。何より面白い。
そもそも僕はカバーさえ好きではなく、まして、ライブも行くような大好きなアーティストの歌を、何処の馬の骨かわからない人が歌うなんて許せぬ…と思ったが、謝罪する。これはいい。事実、再生回数が尋常じゃないことになっている。
これ。↓
あれかな、不要不急の外出、謎の己ルールで外出する人に「お願いだから外出ないで下さい」「助かる命が助からなくなるので出ないで頂けますか」「出んなって言ってんだろ」「(片っ端から吹き矢を吹いて牽制していく)」
…とかやるより、こうやって、ほらほら君らの鬱憤、つらさわかってるよ、みんなも同じだよ、でもね…とか、おちゃらけて歌う方が抑止力になったりするのかな。
…変わんねぇか。出る人はこの動画見て笑って、そして街に出るよな。やれやれ。
ちなみにすごいことに、鬼龍院翔がこれに気付いて、歌入れを行なっている。やはり本家、鳥肌が立つほど良い声だった。Twitterをやられている方はぜひそちらも御覧頂ければと。