あんバタートーストは、名古屋喫茶の専売特許ではない。
や、発祥は名古屋なのかもしれないし、分からないのだが、とにかく名古屋に行かずとも美味しいあんバタートーストはある。
そしてその美味しいは、コメダのそれとは雲泥の差(コメダも好きですよ念のため)。
でも、それはさておき魅了的な街だ。夕暮れは特に好きだ。
路地裏にあるフェブラリーカフェ。知らないと気付かないだろうにちゃんといつも満員。おそらく、来る人は皆ほとんど、ここが「フェブラリーキッチン」と「フェブズコーヒーアンドスコーン」の系列と分かっているのだろう。
そして、ペリカンパンを取り扱っているということも。
チーズトーストと迷った末、
カフェラテとあんバタートーストに。
コーヒーも、物静かな若い男女が丁寧に淹れてくれており、使う器具もどれも綺麗で、その動きに無駄もなく、そして本当に美味しい。
その頃の、清春さんのインスタライブの模様。
と視聴者に語りかけていた清春さんが、たまらなく美しかった。
この後、綺麗に塗り広げた。やはりペリカンの食パンは美味しい。高級食パンブームで、もうどこもかしこも行列だが、僕はやはり食パンはペリカンのパンが1番好きだ。甘くするため、もちもちしっとりにするための余計なものなど一切入れておらず、とても潔い。
サクッと、優しい甘みが広がる。でも、あんとバターだけでなく、このシロップ(メープル?ただのシロップ?)も全てかけちゃったけど。
席数は少ないが、騒がしくなく、皆めいめいが珈琲を味わって、おそらく店の良さを分かって、充実した時間を過ごしている印象。素晴らしい。
と、フェブラリーカフェの話はここでおしまい。
ライブ前で、ライブに来てねー、ではなく
「来なさい」
「いいから、来なさい?」