この店は隠れ家としてよく紹介されている。


隠れ家というと、路地裏のひっそりとした門構えだったり、住宅街に忽然と佇むイメージで、デートのお相手の「わぁ、こんなところにお店あるんですね」というオーバーリアクションと、"港区男子"のしたり顔が嫌でも浮かぶ、そんな存在だ。



なはずだが、ここは少し一般的な隠れ家とは毛色を異にしている。何って、表参道の通り沿いに、それもガラス張りでドドンと建っている。表参道ヒルズの向かい、キディランドの並びらへんだ。
この道自体、東京に住んでいて通ったことのない人は少ないはずだが、モントークを知らない人は多かろう。だとすれば、グルメ無頓着人口が多いか、この店が隠れ家たる地位を保つことに成功しているかのいずれかだ。






それはこんなお店。見たことあるかい?






店内は暗め。
ピンとくる人はピンとくるか、駒沢公園のバワリーキッチン、同じく表参道のロータス 、丸の内のソータイアド等と同じ系列だ。いずれもゴリゴリの深夜営業店で、夜光虫の僕には嬉しい限り。





フロアー吹き抜けで、2階にも続く。




いわゆるカフェブームの先駆けらしいラインナップ。外さない、カフェでもちゃんと美味しいメニューばかり。





未体験なのだが、生うにのカルボナーラとかパクチーキーマとか、旨くないわけないよな。



丸山珈琲の珈琲が飲める。カップにはモントークの文字。





この日はクリスマス1ヶ月ほど前で、作業員のおじさんたちがちょうどイルミネーションの準備をしていた。ひとっこ1人いないのは夜中だから。
最近ではこの時間帯に出歩くことも皆無に等しく、そしてそれはそれで充実しているのだけれど、本来の僕でない気がして寂しくもあり。











別日。友人と来た。ロータスもだが、ケーキがしっかりと美味しい。ロータスの苺トンネルというケーキ、今はないのだけれど復活しないかな。