「東京上級デート」という大好きな番組が昔あった。
毎回底抜けに美しいモデルや女優が出てきて、都内のお洒落タウンをデートして回るというものだった。東京よい店やれる店、という本が元になっていたらしい。
何が言いたいかというと、この店もそういう店で、絶対にこの店の価値が分からない人とは行きたくないし、何より美人としか行きたくない。
…ロオジエの時もだが、我ながら都度都度同じことを言っている気がする。でも本心だから致し方ない。
といいつつ、今回誘ってくれたのはまさかの美人の方からだった。
今回と言っても、それは12月23日のこと。未投稿ブログが溜まりにたまっちゃって、追いついていないのだ。もう少し頻度を上げるかなぁ…この前もそれ言ったなぁ…でも頻度上げると、写真だけターーーンとスクロールしやがる方が増えるからなぁ…まぁもうどうでもいいか。
…って、まるで僕も"良いものの価値が分からない馬鹿舌"を自認したみたいになってしまった。全力で否定したい。とりあえず「ローリーズザプライムリブを食べてもいきなりステーキと違いがわからない」「イデミスギノのケーキもコージーコーナーも全く同じにしか思えないとりあえず美味い」「そもそもローリーズ何たらも出光?何たらもわかんねぇよ」みたいな輩とは、僕は別格なのだ。
洗剤の泡じゃないよ。
黒トリュフを惜しげもなく。
寒鰤とパスタは本当によく合う。僕がそのマリアージュを知ったのはボンダイカフェであり、ボンダイのそれも十分美味しかったが…だがしかし、である。
激美人はキャアキャアと喜んでいた。価格を気にせず次々とボトルのワインを入れる、その姿も心から美しいと思った。
メニューには鶏しか載っていないが、全部鶏…?豚…?
この綿菓子苺のデザートは美味しすぎて一瞬で消えてなくなった。巷の苺スイーツは、とにかく酸っぱくて質が悪いことが多い。こちらのデザートは、スープにしてしまうのにとても高品質。
カカオを感じる最後のプレート。
是非とも食べログを見て欲しい。
目の覚めるような美しい店内写真、料理写真が載っている。
改めて、東京いい店やれる店、行くなら必ず美人で価値の分かる人と。その他大勢とは白木屋でいい。恩着せがましく感想を求める僕、そうしないと相手を困らせてしまうから。こうして1人飯が増えるんだけど、まぁそれはそれでそれとして。