結構前から行きたいと思っていて、何度も前を通過していたものの、まぁいいかと文字通り通過していた店。
僕が好きな喫茶店ブロガーさんたちは、ここ数年こぞって固めレトロプリンのよさを綴っている。こちらも、その1つ。
でも、店員さんや店内は代々木上原辺りのカフェを彷彿とさせる感じ。二丁目の場末感はまるでない。
店員さんたちが描かれている(多分)美しく繊細なウォールアート。
どんなコーヒーがお好みですか?と問われたので「すっぱいのが苦手です!」と元気よく答えた。お兄さん、豆の入った瓶を眺めて10秒近く固まってしまった。ごめんよ、困らせるつもりはなかったんだ。全部すっぱいのだったのだね、いいよいいよ。
苦しそうに何とかオススメを選んでくれたが、やはりすっぱかった(僕のコーヒー舌は、苦いか酸っぱいかしか判別できない)。いいよ、こういうのもオシャレだと言い聞かせて美味しく嗜むことは十分可能だから。
と思ったら、プリンのソースもすっぱかった。何かのリキュールかな。人工的なソースでない証拠なのだろうが、ごめんなさい、本体メインでいただきます。本体はべらぼうに美味しい。噂通り、固くてたまご感しっかりめで。身体に悪そうなこのチェリーも久々口にした。特に何とも思わず頬張ったが、周りのお客さん(皆若者)は一様に残していた。最近メロンソーダもカフェで見ないし、見慣れない食べ慣れないのだろう。
バタバタしていたのでショートステイになってしまった。やはり喫茶店はゆるりと利用したい。