ハタチの頃から"なんでも気の持ちよう"が僕の座右の銘、座右の銘なんて仰々しく言うほどのことでもないが。
同じ事象に対して、つらい悲しい憎い不安腹立つというマイナスベクトルに気持ちを持っていくか、どっちゃでもいい、ないし面白い楽しい嬉しい大好き幸せ、とプラスにベクトルを持っていくか、ほんとに脳のスイッチ(それも回りのいいゆるゆるスイッチ)1つで容易に切り替え可能だと僕は思っている。
僕をよく知る人は、「いやいや、もつ鍋もどーしよーとかいうとき結構あるだろ、なくし物1つで大騒ぎするし(今日もまさにそう)」とか思うかもしれない。それは確かにそうなんだけれど、何というか、致命的どーしよーはないというか。そうなると、だいたいのことがどーでもよかったりして。飯は美味いし寝ると気持ちいし楽しいこと星の数あるし寝ると気持ちいし。
飯屋も星の数あるので、お潰れになっても残念無念くらいにしか思わない店が大半。だが、ここだけはご勘弁な店も中にはある。その1つがこちら。
店舗ごとにメニューが異なるが、イートインメニューがこれまた美味い。身体によく見目麗しく美味しいものを好む僕にとって、これ以上ないメニュー。
ライ麦トースト、紫キャベツのマリネ、キャロットラペ、ひよこ豆のフムス、ヨーグルトサラダ、葉っぱ。
酸っぱいものがそんなに好きではないので酸いいもの2つは要らなかったのと、ヨーグルトにキュウリはどうかと思うが、とにかくパンが美味すぎるのとフムスが思いの外濃厚スパイシーで美味すぎたので総じて大々満足。
喫茶店のデリプレートのパンなんて、業務用食パンが当たり前、可もなく不可もなくで当たり前だが、高級パン屋を舐めるなよとオーナーに代わって豪語したい。もう、むっちりもっちり香ばしいのなんの。歯型がすみません。
僕は炭水化物の中でも突き抜けてパンが好きだ。可もなく不可もなくなおそ松パン屋も行くには行くが、やはり非庶民派ブーランジェリーのパンを一度食べるともう戻れない。こちらと、メゾンランドゥメンヌをはじめとする富裕層パンと、そうでない層パン、やはり正直ぶっちゃけ前者が圧倒的に好きだ。
プレートと併せて店内で食べようとしたら、1人には多すぎると店員に止められやむなく朝食用に持ち帰ったものの、退店して10秒で開封し貪り食い尽くした玉ねぎとチーズのチャパタ。もうね、違うんですよ何もかも。あの店やあの店とは。
何でも気の持ちようなので、このブログをどんな層が見てるかとか、どう思われるとか嫌われるとか、なんなら自分に今後不利になるかもしれないとか、まるっと含めてどっちゃでもええんですよ。プレッツェルクロワッサンが食せなくなるより、格段に。