本当は、このあと行った飯屋と合わせて載せようと思ったが、"ついで"に載せるにはあまりに勿体のない痺れる試合だったので別立てにすることにした。飯にしか興味のないおデブさんは読み飛ばしてくれ。
暑くもなく寒くもなくな、最高のナイター日和。
打って変わって今回は最高がすぎた。周囲の観客(1人で行く場合、自身の前後左右の環境は極めて重要だ。カップルや年増女性集団、アフター5のニワカなどは極力回避したい)も、お天気木原さん似のぼっちおじさん、応援歌まで全部バッチリの大学生集団、地元福岡のおばさんと、セフィロスにも絶対勝てそうなパーティ。
ヤクルト戦の見どころの一つは、この凄まじい山田哲人コール。
最大のお楽しみは、ヤクルトファンによる東京音頭。得点する度、そしてラッキーセブンに拝むことができる。ホークスファンもついつい歌って踊ってしまうのは、もう日本人だから致し方ない。
僕は盆踊りのこの曲が大好きだ。なんとも言えない気持ちになる。なすびときゅうりな歌なわけだけど、日本の夏をこれ以上感じさせるものはない。幼い頃のブラックな思い出を1つ。田舎で親戚らと参加した盆踊り。楽しく踊っていた。と、提灯の中に我が一族の名前を発見。その年亡くなった祖母の名前だった。予想外の提灯に、むせび泣く母と叔母。小2の僕は、引き続きヨイヨイと踊ってよいものか、何とも困惑した気持ちでやり過ごした。…だいぶそれたが、毎度のことよ。
もちろんホークスが交流戦強すぎるのも毎度のことで。今日も、松田の"熱男〜!"を三度(ヒーローインタビュー含む)拝むことができた。そして満員御礼。先月からチケ取りしておいてよかった。
この日のホークスは乱れ打ち、まさかのピッチャー松本も安打というサプライズ(打点にはならなかったが)もあった。もっとも、1番感動したのは、奥村のダイビングファインプレーに対し、ビジター席からも称賛の声と拍手が止まらなかったこと。素晴らしい。