あたりませんようにあたりませんようにあたりませんように…。



  この3日くらい、そればかり考えていた。腹がごろっと鳴る度にドキッとした。
誰より病気を怖がる僕なくせに、ついつい生牡蠣を食べてしまった。人生3度目だが未だあたったことはない。ちなみに1度目の生牡蠣は、絶望的に不衛生な赤坂の飲み屋で10ピース300円で提供されていたものだった。行きつけの飯屋の店長とバイトと行ったが、店長もバイトも(つまり僕以外)翌日悲惨なことになった。やはり生牡蠣はこわい。




  48時間以上経過したのでおそらくセーフだろう。ふぅ。というわけで記事を書くことにする。






  この日は友人が、"昼からお酒が飲めそうな雰囲気よい店"を希望し、こちらを選んでくれた。人との飯、自分が店を選ぶのも好きだが、相手が選んでくれるのもワクワクがあって楽しい。疑心暗鬼な僕は、毎度毎度店選びを任されると、"うーむ、四郎の飯選球眼を買われてのことかな?はたまた、おまえ暇人だからせめて店選びと予約くらいやれよなのかな?"と考えあぐねたりする。でもまさか、真意を確かめるなんて怖くてできなくて、約束の度にモヤァァンとしたりしなかったり。




  この気持ち良い日差し、窓の向こうはベイエリアなのだ。さながら海辺のリゾート地。




  ドキドキ生牡蠣のあとは、グリルとパン粉焼きとフライの三種。まさに牡蠣尽くし。






 生牡蠣の大きいことよ。





  そして牡蠣グラタン。こちらはまぁ普通だが、まさに普通に美味い。マカロニとじゃがいもの入ったグラタンにハズレはないということで。



  このあと、牡蠣とあさりの生パスタが出てきたのだが、僕も友人もがっつきすぎて写真を忘れてしまった。忘れるほど夢中で食らう、それが、あるべき飯を食う姿勢だと思っている。もともと友人は普段写真を撮らないし、再三になるが僕もブログの目的は写真ではないから、写りは確認せず瞬時に撮ってがっつく。





  おまけ。場所を変えて、ハーブスへ。ずっと食べたかったバナナクリームタルト。写真で見ると巨大さが伝わらないな。友人はチョコレートケーキが大きすぎたらしく残していた。もちろん僕が全て食べた。






  横浜はいつ来てもいいな。いしだあゆみの街。