ここ数年、三が日に必ず訪問しているカフェ系列がある。2年前は駒沢公園のバワリーキッチン、昨年と今年は表参道のロータス。いずれもカフェブームの草分け的存在、山本宇一氏が展開するカフェチェーンだ。





 エリア的には駒沢公園のバワリーの方が好きだが、利用回数と歴年はロータスの方が多く長い。10年前くらいから利用している。





 飯も非常に美味しい。特に雲丹と鰻の炒飯が僕のお気に入りすぎるお気に入り。そして、このようなカフェにしては珍しく、ケーキも全て店内手作り。入り口すぐの場所がオープンキッチン。小麦の焼けた甘い香りがお出迎え。





 ココア生地のイチゴショートを選ぶのが"映え"的には正解。腹パンを期待するならその横のアップルチーズタルト。キャラメルバナナタルトも捨てがたい。


…どれにしようか。






 
 


  決して上述の意図ではない。しつこいくらい重ねるが、このブログにおける写真は挿絵ほどの意味しか持たない(誰が何と思おうと、書き手の僕がそう言うのだから、そう)。イチゴショートが無性に食べたくなったのだ。もちろん美味しい。しかし想像通り、ふあふあ過ぎてあっという間に完食してしまった。足りない…。





 で。なぜ僕が三が日必ず通うようになったか。
2年前の元旦にバワリーキッチンを訪れた際、サービスでお雑煮もしくは甘酒が振る舞われた。僕はお雑煮を選択。これがたまらなく美味しかったのだ。餅と鰤が入った美味しい雑煮だった。その後、これらは全系列で振舞われていることを知った。味をしめた僕は年始の恒例行事にしようと思った。



 しかし、待てど暮らせど店員さんが「どっち?」と聞きに来ない。確か昨年もそうだった。我慢ならず自分からお願いした気がする。今年もそうだ。なぜだろう。2年前との違いは、1人であることと食事メニューを頼んでいないこと。
…それが理由なの?なんなの?どうして僕にだけお雑煮くれないの?いや、少し待ってみよう…いやいや、大人気ないから今年は我慢しよう…


…次々と他のテーブルに甘酒や雑煮が振舞われていく。まさにこんな顔(→(・__・))でそれを見つめる僕。ダメだ、限界…。

僕「あの、お雑煮って、お金払えばもらえるんですかね…?(涙目」


(我ながら、とってもかわいそう)


女性店員「あっ、聞いてなかったですか??ごめんなさいね、ごめんなさい(手を僕の肩にかけて)!どちらにします?すぐに持ってきますね!」



 ほっ…。





 今年も美味しかった。新年を迎えられた気がする。しかし2年連続で惨めに袂を濡らしかけたことで軽くトラウマ。来年は誰か連れて行こうかな…や、1人がいいな。。。うーん。