"人間は差別的な生き物である"
大学受験予備校の、尊敬する世界史講師の言葉だ。これを聞いて人は、うわぁ最低ね、と思うだろうか。
同じ時間を過ごす、食事を共にする、大げさにいえば人生の有限な時間を共有する場合、誰でもいいはずはない。殊に自分は、食事でも旅行でも野球でも映画でもライブでも、1人で十分楽しめるというか1人が好きだ。だからこそ、敢えて他人と時間を共有するのは、本当に過ごしたいと思わないと決断できない(ことが多い。もちろん
やむを得ずという、数少ない例外はあるが)。
最近は不本意に忙殺されているため、1時間が、数分が惜しい。大好きなあの子やあいつやあの子や…100人とざっくりいっても過言でない人たちとの至福を我慢して、楽しくもない時間を我慢して過ごす日々、ごく例外的に休息するなら厳選したい。そうでなければ家で寝ていたい。
なっげー前置きからの、フルーツパーラーのバイキング。
高校の時に初めて行った後、同じ彼女と2年前に訪れ、それ以来。
盛り付けのきたなさはご愛嬌。
クッキー。
ここで彼女を喜ばせるに十分な出来事が。
甘いものは大好きなのだが、なんだか食事メニューというか野菜ばかり食べたい気分で。ブロッコリーに、ごぼうのきんぴらに、もやしのナムルに、わかめにコーン。学食のサラダビュッフェかコンビニサラダみたいだが、まぁ美味い。
地下で販売しているパンたちに、ケーキ、フルーツなど。まぁ見た通り。
実演販売で、まさかのさくらんぼパフェが出てきた。諦めたさくらんぼ。1つのパフェにさくらんぼは1つ。下の生クリームとスポンジにあまり興味はなさそうだったが、気が触れたみたいにパフェを食べ続けた(いちいちカロリーがとか言わないで、アホみたいに食うところも好きだ。もちろん彼女はスリムだ。)。僕も彼女も。1人10個は食べたかな。さくらんぼだけでよかったんだけど。
なかなかに苦しい。。
マンゴーのクレープも。
こちらもコンビニのまるごとバナナ、、いや、そんなことないのかな。
このあと買い物したいという彼女に、オススメのブランドを教えた。そこまで案内しようとすると、「もつ鍋は来なくていいから!バイバイ!」と。で、あとからラインにて
「ここ、興奮止まらないんだけど!
一緒に見たかったな、、、。」
…あぁもう!!夏こそは好きなことだけして好きな空間でだけ過ごしたい。
人間は差別的生き物、僕だけじゃないはずだ。