皮が大好きだ。…というと、財布や鞄好きと誤解されようか。あれは、皮ではなく革製品だ。或いは、うすら気持ち悪い発想を誘発してしまうだろうか。…書いていて阿呆くさくなったので、この辺で止める。要は、餃子や春巻、焼売、クレープ、タコス、ブリトーなどの食べものが大好きだと言いたかったのだ。
 ちなみに1番好きなのは北京ダックだが、哀しいかな財布事情的に滅多にお目にかかれない。




 今回は、皮の中でもタコス、ブリトーの店。僕が最も美味いと感じるタコス、ブリトー専門店だ。
これ、フリホーレスと読むらしい。




 この、まる書いてちょんみたいなのが店のキャラクターというかロゴ。僕好みのシンプルな顔だ。




 こちらがメニュー。まず、ブリトーかタコスかサラダかボウル(ご飯)、どれでいくか決める。ブリトーはかなり腹一杯になる。タコスは軽め。ボウルはタコライスみたいになる。サラダは頼んだことないが、ダイエッター向けだろうか。ここでサラダにするなら、お近くのクリスプサラダワークスに行く方が格段に内容が濃いように思う。
 あとは、チキンかポーク、ビーフから肉を選ぶ。ベジタリアンはアボカドを選べばよい。僕はチキンに、アボカドも追加する。あとは、ソースを選び、トッピングは嫌いなものがなければ全入れで。玉ねぎとピーマンを炒めたファヒータは多めに入れてもらおう。ちなみに何も言わないと、豆とライスが入るが、いずれもブリトーに入れて欲しくないというか違和感があるため、僕はのけてもらう。




 アルミで包まれて、まるで遠足のおにぎり。



 開けると、美味しい美味しい皮に包まれたみっちりの具入りブリトーが。




 かぶりつくしかないため、中身の写真は汚なくて申し訳ないが、まぁこんなだ。


 皮がとにかくもっちりとして美味いのと、ソースが美味いのと、野菜が新鮮なのとで、思わず一気食いしてしまう。というか、一度かぶりつくと汁がとめどなく垂れてくるため一気食いするしかない。




 麻布十番にもフリホーレスはある。そして昨年くらいまで、麻布十番店のすぐ近くに別のブリトー屋があった。店長さんは国生さゆり似の美人だった。手作り感があってよかったのだが、肉が絶望的に美味しくなかった。だからなのか、別の理由なのか、複合的理由なのか、あっという間にお潰れになった。肉は抉り取って食べていたけれど、お姉さんの顔がもう拝めないのは残念。
 中途半端に溜まったポイントカードを屑入れに捨てて、次の恋を探そう。