千駄ヶ谷はアパレル関係の会社が多い。僕の知人(50代半ばにして人生謳歌感の全身から溢れ出る、所謂イケてるおじさん。坊主に色付き眼鏡、チェーンアクセがよく似合う)もこの界隈で働いており、恐ろしく美味いハンバーグ屋があると僕に教えてくれた。
その表現がそこらのグルメリポーター以上にすごくて、いてもたってもいられなくなり訪問。ランチで行ったが、夜はお高めだそうな。
写真を見せれば、くどい説明不要か。
もう、バーグのじゅわー&カリカリ&ソースのコクとまろやかさが押し寄せてくる。米が進むなんてもんじゃない。パンを選ぶなんざ、言語道断だ。ホイルに包まれたポテトもホクホクなんてもんじゃなかった。
写真を撮り忘れたが、サラダのドレッシングが恐ろしく美味い。イケてる知人曰く『ドレッシングにレタスが溺れてるってくらいかける。それがうまい』。忠実に実践したが、こちらが溺れたいくらい美味かった。ランチのサラダなんて葉っぱに酸っぱいのかかったレベルのものが多い中、なかなかのクオリティだ。素晴らしい。
ちなみにこの日は友人夫婦と3人でお昼ご飯だったが、友人たちはステーキを選んでいた。ハンバーグが970円、ステーキはその3倍ほど。二の足どころか四の足くらい踏んでしまった僕だが、自身の選択に後悔はない。だってハンバーグを食べに来たのだもの。しかし、いつか、いつか…。