今後は喫茶店もカレー屋も、その他のジャンルも、なるべく訪問後すぐのほやほやで執筆する予定。なので、喫茶店ブログに戻ったとかではなく、まぁつまりそういうこと。
お味はというと、想像を遥かに凌駕する美味さ。写真からも、上部の厚みがわかるだろう。僕の思い出の味は、所詮90年代の味だった。全く別物、完敗だ。クリームも、いわゆるチープなクリームでない。嗜んでいる間にも、オーナー兼パティシエの男性が、しゃかしゃかと生クリームを泡立てる良い音が聴こえてきた。そのことからも、良質さは窺える。
ちなみに、最高にどうでもいい情報だろうが、僕が1番感動したのがトイレ。綺麗なのは予測通り当たり前に綺麗なのだが、驚くほど良い匂いなのだ。焼き菓子の。真横が調理場で、排気口から焼き上がる焼き菓子の匂いが抜けてくるのだろう。用を足しながら甘い美味しい香りを堪能する、なかなかない体験ができる。感動のあまり、3回も用を足してしまった。
早稲田に用事は、せいぜい年に一度かそこらしかない。そのため格別開拓する気もなかったのだが、一昨日諸用で早稲田を訪れた際、こちらの喫茶店のショーケースの中にサンマルクがあることに気付き、そのまま回れ右して入店した。
サンマルクとはどんなケーキか問われて上手く説明できないが、上部にサクサクした飴色の焼き目のついた(キャラメリゼやプラリネとも違う気がする)ケーキで、下は生クリームとチョコレートクリームの層、最下部がスポンジになっているものだと思う。幼い頃、スーパー併設のケーキ屋(ザ・ガーデンのルノートルだったかな)で食したサンマルクがやけに懐かしく、どうにもこうにも食べたくなったのだ。
サンマルク一択のつもりだったが、ショーケースを見ると、魅力的なケーキオンパレード。オーダー後に絞り出すモンブランもいいが、特に右上のオレンジのサンベルナール、絶対美味しいに決まっている!
早稲田大学にちなんだカクボウとやらがウリなようだが、この日は売り切れていた。
店内は席数少なめながら、奥に長く、憂慮していた"イートインの狭い喫茶店は寒い"を感じることは一切なかった。むしろ暖かく居心地が良すぎた。早稲田大学すぐそばなため、学生で溢れ返っているかと思いきや、滞在中、女学生2人組が3組入れ替わりで利用したのみだった(つまり僕が1番ロングステイ。すみません…)
お味はというと、想像を遥かに凌駕する美味さ。写真からも、上部の厚みがわかるだろう。僕の思い出の味は、所詮90年代の味だった。全く別物、完敗だ。クリームも、いわゆるチープなクリームでない。嗜んでいる間にも、オーナー兼パティシエの男性が、しゃかしゃかと生クリームを泡立てる良い音が聴こえてきた。そのことからも、良質さは窺える。
ケーキ店は著名なものだけでも星の数ほどある。そして、ケーキで"まずい!"と感じた経験はほぼ皆無で、どれもそれなりに美味しい。だが、ここまでケーキで"うんまぁ!!はぁ?なにこれwww"となったのは初めてだった。全メニュー制覇したいなんて思ったのも初体験。
その感動は、引き続き焼菓子でも味わうこととなった。
良い意味で満たされぬまま完食した僕は、歩き食べ用に和三盆ラスク(ラスクサイカ)とヘーゼルナッツのフィナンシェを購入した。フィナンシェも、香ばしいナッツの風味とカリッと食感がたまらなかったが、それより何よりこのラスク!!
"え、今までラスクで感動とかなかったんすけどwwwラスクはどこのも普通に美味しいけど、目玉飛び出る美味さ、てか、あの有名なグーテ何とかの比じゃないしwww"という感じだった。
感動の証拠に、翌日(昨日)、ラスク買いたさに早稲田を再訪した。
サクサク感だけでなく、甘さも、本当に上品。チョコレートラスクはこれからいただく。オーナー曰く、親しい人から懇願されて再販したほどの人気商品だそう。
割れちゃった。涙
でも味は同じくで、もう…!
ちなみに、最高にどうでもいい情報だろうが、僕が1番感動したのがトイレ。綺麗なのは予測通り当たり前に綺麗なのだが、驚くほど良い匂いなのだ。焼き菓子の。真横が調理場で、排気口から焼き上がる焼き菓子の匂いが抜けてくるのだろう。用を足しながら甘い美味しい香りを堪能する、なかなかない体験ができる。感動のあまり、3回も用を足してしまった。
早稲田大学横に佇む小さな街のケーキ屋さん。
ちなみに僕の思い出のサンマルクはプレジールという名前で、ルノートルは仏人創業者亡き2009年以降、全店舗閉店したそうな。どおりで最近見なかったわけだ。
ちなみに、トーキョー、ではなく、トキオだそう。オーナーがツイッターで季節のケーキを載せている。心温まる季節感あるツイートなので、訪問する際は是非とも予習してみてほしい。