新潟旅行の続編です。 魚沼市の観光スポット最後はまたまたお寺です。
ここは、今までのお寺とは違い山の中にひっそりと佇む閑静なお寺でした。 曹洞宗の禅寺で「雲洞庵」と言います。
越後一の寺で約1,200有余年の歴史があり、当庵十世、北高全祝禅師は越後の国主上杉謙信、甲斐の国主武田信玄の禅の師として有名な僧侶です。
この山門は、”赤門”と呼ばれています。
山門五あった、バカでかい藁草履です。 長さ3mはありそうです。 何か言われがあるんでしょうね。
山門をくぐると石畳の参道が続いています。 静かでいい雰囲気ですね。 赤門から本堂に続く参道の石畳の下には、一石一字ずつ法華経が認められて埋められており、この石畳を踏みしめてお参りすると、罪業消滅・万福多幸の御利益に預かると信仰されております。 これを「雲洞庵の土踏んだか」と言われているそうです。
境内には、苔がむしていますし、こんな変わった枝ぶりの木もありました。
さらに、お地蔵さんにも、仏像にも苔がびっしり生えています。
雨が多いのかな?
参道の正面には本堂の建物があります。 この本堂は(新潟県指定文化財)は室町時代永享年間、上杉憲実公によって建立されました。 近世寺院建築の最も優れたものとされています。
雲洞庵の十三世 通天存達和尚は、10歳の喜平次(後の上杉景勝)と5歳の与六(後の直江兼続)を引き取り雲洞庵で教育したそうです。 二人が学んだお寺なんですね。
この続編は明日へ!