悲しいときに浮かぶのは | メロウなリズムで。

悲しいときに浮かぶのは

2日前から始まったこの感覚は、何かのせいにできない苦しみを含んだまま、また記憶の見えない扉のそのまた向こう側へとわたし自身によって追いやられようとしている。


それはささいなこと。

あの人に、わたしが思う真実をこっそりと伝えてみたことから始まった。

彼はいつもより他人行儀で、わたしの話にとても単調に当たり障りなくこう返した。

『知らない方が幸せだってこともあるしね。』

ごもっとも。

それは悲しいほどにわたしを孤独に追い込むには充分な言葉だった。

もう彼に相談することはしたくない。

わたしの求めていたものはそこにはなかった。

あったのは半径3メートル以内の空虚とトラウマティックなあの感情。

何が悲しくて、笑ってるんだよ。

目を覚ましてよく見てみるがいい。

現実が真実とは限らない。

わたしの真実に出会いたいだけ。

きみを守れるほど強い、確かな自分の存在感に納得できる日をわたしはいつから夢みているのだろう。


答えはないという。

一瞬の苦しみと未来永劫の快楽なんて。

だったら何も無くしてほしいよ。

答えのない答えごと消え去れ。