左足の青
21の誕生日。
彼と彼の友達 といってももうわたしの友達でもある。
いつもの3人でいつものあのお店で祝う。
前日のこともあってか、酔っ払いたかったわたしはウイスキーをぐっと飲み干した。
高田馬場についてからは、友達がわたしの好きなお酒をが買ってくれた。
もちろん、それはそれはもうひどく酔っ払った。
急に体中に得体の知れない寂しさが込み上げる。
好きな男がそばにいるのに他の男を求めてしまった。
あの行動はわたしの好きなもの全部をこの体に取りこんでしまいたい衝動なのか。
それとも。
止まらない欲求を抑えなくなることがこんなにも楽しくて、切ないなんて。
同じ過ちを繰り返しては後悔ばかり一人前にする。
どうして好きな男の前で吐いてしまうんだろう。
それも到底可愛いと言えるレベルでないから困るのだ。
吐いて、本当の心ごとあなたに吐きだしてしまおうとしているのかもしれない。
なんてふざけた女だ。
愛と悲しみは表裏一体で、わたしはあなたを愛せば愛すほど、悲しくて寂しい。
ああ、愛することはこんなにも難しい。
